第三十二章〜推理
書かせていただきました。だんだん 書くのが難しくなってきます。、頑張って簡単にと思いますのでよろしければお読みになってみてくださいませ。
つまり、ね━━。
彼女は続けた。
「つまりアナタは今日、あたしと入れ替わるのを前提にしてここに来ているの。そうでしょ?違って?」
いつの間にか欄馬の二人称が『アナタ』に変わっていた。その呼び方はなんだか、欄馬に威圧感を与える効果があるのだった。
彼はいよいよ観念するしかなさそうだった。観覧車のキャビンはもうじき天辺にまで到達しそうだった。
「そうだよ。その通りだよ」
いよいよ欄馬は白状した。そうしてしまった方がお話は早いのかもししれない、し、得策なのではないかという思いに至ったのだ。実際、心は軽くなったような気がする。
「そう」
夏美が頷いた。欄馬の方にはもう選択肢はないのだから、すべてを彼女に託すしかできなさそうだ。これは、まな板の上の鯉というのか。くだらないことを考えた。そして彼女の答えを待った。
キャビンは、天辺に到達し、微妙にゆらゆら揺れた。高所恐怖症の彼であったが、この2人きりの緊張感のおかげで高さは忘れていたのであった。しかし気を抜いた今、下界を覗いてしまったら、もうだめだった。
「うわあ!高いよ高いよ」
彼はパニックを起こしかけた。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。次章も、乞うご期待




