第二十八章〜実行できるのだろうか?
こんばんは。続きをさらに書かせていただきます。どんな面白い展開にしようか考えています。お読みになってみてくださいませ。
テーマパークは、日曜日ということもあって、 家族連れや男女のカップルでごった返していた。油断すると、歩くだけで人に肩がぶつかってしまう程だ。 恋人もいない蘭馬にとっては滅多に来る機会もない場所だった。
2人で乗りたいアトラクションを決め、列に並んでひとつひとつ体験していった。
夏美は心なしかはしゃいでいるようだったが、彼女の方から蘭馬に接近してくるような気配はなかった。彼女の方から誘って、あまり元気がないというのは欄馬にとってとても プレッシャーになった。冗談でも飛ばして喜ばせてあげないと、という気持ちでだ。
アトラクションを5つ程楽しんでから昼食を摂ることにした。
欄馬は結局 午前中には計画実行のチャンスを作ることができず、密かに悶々としていた。こんな精神状態の男女ペアは外から見るとどんなだろう?欄馬は考えた。だが答えを考えたところで何の意味もないと諦め、思考を停止した。
「ねえ欄馬クン、早くオーダーしようよ。
ファミレスの4人掛け シートに通された後での会話だ。
「うーん。よくわからないから僕、オムライスでいいや」
「それだけでいいの?おなかすかない?あたしが奢るわよ」
「いや、いいよ。僕の奢りだ」
「ほんと?やさしー」
彼女がうれしそうであればあるほど彼の罪悪感はずんずんと増していくような気がした。
こんなことで 本当に実行できるのだろうか?欄馬は急に自信を失った。彼女の顔を見るのが辛かった。
━━チャンスは一体…都合よく訪れるのだろうか?また 本当に実行できるのだろうか?入れ替わりも全てうまくいくわけじゃないのかもしれない。
ところで何で僕らだけ入れ替われるのだろうか、もしかして、世の中には入れ替わり を実行した人がたくさんいてみんなそれを隠しながら生きているのではないだろうか?そんな 疑念も生まれてきた。
欄馬は迷いながらオムライスを口に運んでいった。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。には乞うご期待さ




