第二十七章〜親友と約束
おはようございます 本日2つ目の投稿させていただきます。家族 投稿 お許しください。になっていただけましたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。
駅までの道中、牧島 基からラインが入った。牧島とは、あの時、最初に入れ替わりが起きたあの時に約束をすっぽかしてしまったから負い目がある。牧島からのメッセージは、今日また新宿でも行かないか?というものだった。
しかし、欄馬には大事な用があるのだから断るしかなかった。その旨を伝えると、
この前もそうだけど最近付き合いが悪いな
と返信があった。
女でも出来たんじゃないのか?
とも。
ある意味ではそれは正解だった。しかし、欄馬としたら、夏美を恋人だと思うつもりはなかった。これ以上の違う目的があったからだ。今後の彼女の人生を変えてしまうような。
考えてみれば、欄馬が夏美と入れ替わってしまったら、牧島との関係も途絶えてしまうのに違いないのかもしれなかった。いや、ちゃんと最初から説明して、今は違う身体と入れ替わってるのだと説明したら信じて貰えるのではないか?何の確信もなかったけれど。逆の立場なら、欄馬は信じないと思う。そんな馬鹿なことがあるものかと喧嘩になるかもしれなかった。
入れ替わりを体験した者にしかわからないことなのは間違いない。
━━僕にカノジョ、まさか。あり得ないでしょう。
と返信したが、相手はそれを信じているようでもなかった。
そうこうするうちに、夏美との待ち合わせ場所についた。
が、はじめ 彼女はきょとんとしたような顔をしていた。
「なに?待たせちゃった?ごめんね」
欄馬は、照れ隠しのように 笑ったが、彼女の表情の意味は分からなかった。とにかく電車でテーマパークに向かうことにした。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。次章もお呼びになっていただけましたら幸いです。乞うご期待!




