第二十五章〜いずれ別れ
こんばんは。書かせていただきました。眠る時間に間に合ったようです。投稿させていただきます。この章では物語はあまり進行しませんか?よろしくお願い申し上げます。
その後、欄馬はラインを使って夏美とコンタクトを取り続けた。元来、ひと付き合いはあまり得意ではなかったけれど、彼には明確な目的があったから、臆することはなかった。
ウザいと思わているのではないかと危惧する 向きもあったが。図々しく 頓着にアプローチし続けた。
アプローチと言っても、彼女に恋しているわけではなかった。だからなのか、ふたりの会話は、ギクシャクしがちだった。欄馬の方は正直、どんな話題を振っていけばいいのか全くわからなかった。まず、彼女の方は何を期待しているか 望んでいるか、訊くことさえ怖くてできないのだ。いや。怖いというのは何も 人間不信とかそういうことではなく、自分の願望を見透かされるのが怖かっただけなのかもしれないが。彼女の答えが自分の考えと真逆だった場合のことを考えると何も聞けなくなるのだ。
彼女は女性としても人間としても素晴らしい人に思えた。優しさの中に厳しさも 持ち合わせていた。
こんな彼女を陥れようとしてる自分がもの凄い悪人に思えた。
やはりあるのは罪悪感だった。
━━彼女は僕に何かを期待しているのだろうか?彼女の方にもやはり その気はないのであろうか?僕の本気じゃなさ度は伝染するようなものなのだろうか?
そんな気もした。いずれ早いうちに別れなければならないだろうとは思っていた。
そんな時だった。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




