第百一章〜どきっ!
麻時間がかかってしまいました。書かせていただきます。お読みになっていただけましたら幸いです。あんまり 速く書こうと思います よろしくお願い申し上げます。
高層ビル群方向に向かう途中に喫茶店を見つけて入った。夏美と向かい合って話すのは、あの時、入れ替わりの日以来だ。考えてみれば、よくもそんないい加減な役割交代の約束でここまで危機に陥ることもなくやって来られたものだ…。
と、我ながら 感心してしまった。いや、もしかしたら 自分たちで気づいてないだけで、どこかに大変な危機が訪れているのかもしれなかったけれど。
二人とも、最初は少し 沈黙した。お互いの元の姿を目にして、懐かしさを覚えているのだろうか。
先に口を開いたのは、夏美の方だった。
「どお?愉しくやってるのかな?」
被害妄想 かもしれないが、どうもそれが皮肉たっぷりの嫌味に聴こえてならないのであった。だが、蘭馬は、
「うん。まあ。なかなかだよ。でも大変なことが多い。女性は大変な思いして生きてるのではないかと思えてきたよ」
当たり障りのないことを言う。
「そう。わたしは楽なものよ。平気で夜道をを歩けるし。お風呂の後なんか丸裸で家の中にいられるし。缶詰の蓋も軽く開けられるし、背が高いから電車の吊り革余裕で掴めるし…」
━━なるほどそういう視点で見るんだな。思うと、
「ところで…」
夏美が急に真剣な顔になった。
「アナタ、随分と派手なこと、してるらしいわね」
━━どきぃぃぃぃぃぃ!!!!!
不意をつかれた感じで、蘭馬の、心臓は止まりかけた。
確かに核心をついている。どこから見ているのか知らないが、盗聴、盗撮でないとするならば、友人知人によるコネクションがその役目を果たしているのではないか?今やスマホがあれば、無限に無料で連絡を取り合うことも可能だ。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




