第百章〜再び逢う。
書かせていただきました。早速 投稿 いたします。この少年はストーリーはスムーズになるその前振りです。どんな展開になるのでしょうか。楽しみいただけましたら幸いです。
夏美と遭わなければならないというのは、はっきり言ってげんなりした。
別に彼女の身体を使って悪いことをしたような憶えもないのだが、何らかの罪悪感が胸を締めつけるのだ。出来るだけ入れ替わりをリセットしようという議論は、先延ばしにして貰いたい、というのもあった。
また、彼女は盗聴していたかどうか。彼女自身は否定したものの、蘭馬の中ではその真偽は、わからずじまいなのであった。だからいささか気まずくもあった。
約束の日は今日である。今日、新宿駅前で落ち合おうということになったのだ。
蘭馬は、入れ替わりの件についてを出来るだけ思い出して欲しくはなかったので、あの日とは別の西口を希望したのだ。
メガバンクと言われる銀行のひとつであるビルの前で待ち合わせした。彼女と蘭馬がその場所に着いたのはほぼ同時であった。
━━これもまた、偶然の産物みたいなものなのかな。
心の中で思った。こんなに日本の電車のように、ぴたりと時間通りに来るものなのだろうか?時刻は午後二時過ぎ。
コーヒーでも飲みながら話すことにしよう、となった。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。次も書かせていただこうと思います。よろしくございます。




