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カニ転!!  作者: れんげ
第1章 始まりの旅
4/40

第4話 カニ様による深夜徘徊


ぐぅ〜ぅ〜〜

(お腹空いた)

「サラさんもお魚食べませんか?」

(いいんですか!)

「もちろんですよ。でも、もう夜遅いですしテントを作らないと。」

(はひ、そふですね。)


でも、なんだか眠くならない。だいぶ暗くなってるのに。

(シル、今何時か分かる?)

「だいたい5時ぐらいでしょうか。」

もしかして、感覚ズレてる?

うーん。私なら11時でも余裕で起きれるのに。


「サラさんは寝ないのですか?」

(うん、今はいいかな。少し歩きまわりたいし)

「わかりました。ではお先に寝させていただきます。」

よし、今のうちに少しだけ異世界を楽しも〜♪


ーーーーーーーーーー


そういえば神様が言ってたスキルってなんだっけ。

マジックバックだっけ、試したいな。

どうやって入れるの。

ていうか、神様結局説明してないじゃん。

困ったな。おーい、かーみさーん

聞いてますかー。


はぁ、頑張っても無理じゃん。

やっぱり、カニより人間の方がいいよ。

あれなんかまた、眠くなってきた、、。


ーーーーーーーーーー


(はっ)

「おお。今回は起こさなくても起きましたね。」

(いや、そんなことよりカニから人間にしてくださいよ)

「さて、スキルのことでしたね。」

(また無視ですか、、)

まぁ、気になるけれど。

「まずあなたのスキルは

 1、マジックバック

 2、マジックハサミ

 3、水の鏡

 4、カニ鍋

 の4種類です。」


(え、ええええええ。カニ鍋、カニ鍋?カニ鍋ーー!)

「落ち着いてください。順を追って説明します。

 最初にマジックバックは誰もが持っています。」

(え、いらね。)

「ものを体内に取り込むようなものです。

 しかし、あなたのは容量がありません。それが強みです。」

(なるほどね、お城でもできるんだ。)

「それは、、、あなたが本気で願えばいけるかもしれません。

 多くの場合は、その入れるものの波長を感じることで出来ます。」


(波長?)

「世界にあるものはそのもの特有の波長があります。」

(へー。)よく分からない。

「兎に角、慣れれば無限にしまえる便利なスキルです。」

(うーん、まぁ試してみるよ)


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