第38話 過去の記憶①
「早く寝たいので手短にお願いします。」
「では、ゆっくり話しますね。」
(なんなのこの逆張り神様、、、。)
「今回話したいことは主に2つあります。
1つ目は、“スキル:カニ鍋“についてです。」
「おぉー。待ってました。」
「なんとカニ鍋が食べる事ができます。」
「なにそれ、絶対サイコーだよ。」
(明日、シルを誘ってカニ鍋パーティ決定だ。)
「ただし!!食材が必要となります。」
「え、それっt」
「ただそれだと料理と変わらないので、ある事でスキル化にしました。」
「ある事?」
「えぇ、こちらでスキルを作ったため私が考えました。」
(100%変なやつだ、うん。)
「食材に使うのはたった一種類。
それによって、できるカニ鍋が変わります。
例えば、白菜なら白菜のカニ鍋。
エビならエビカニのミックス鍋。などです。」
「え、、、。まともなんだ。」
「私をなんだと思ってるんですか。」
「そんなことより、何が合うか全て試したい!!」
「はぁ、、。
まぁ、詳しく説明すると、スキルをしようすると鍋が出てきます。
そこに食材を入れ込むだけです。」
「絶対合うのは、松茸かな。あぁ楽しみ〜。」
「聞いてないんですね。あの、2つ目の話題にいっていいですか?」
「どうぞ、どうぞ。」
「2つ目は、、、、あなたを転生させた理由です。」
「うん?前に理由はないって。え?」
「ないに近しいだけです。
実は、あなたの両親はあなたと同じくこの世界に転生しています。」
「、、、え?」
サラは頭が追いつかなかった。
親と会えるかもしれないのに、なぜか戸惑っていた。
「あの日のことを覚えていますか?」
「私が、、、転生した日?」
「いえ、あなたの両親が亡くなった日です。」
「、、、たしかカニ鍋を食べていた。あれ?よく、わからない。」
「そうですね。あの日いや、あの事件の真相をお伝えします。」
=
「お疲れ様でした。」
「おぅ、もう仕事片付いたのか?」
「今日は娘の誕生日だから早く帰ってあげないと。」
「いいよな〜智也は。美人な奥さんに可愛い娘ちゃんがいて。」
「大樹だって奥さんいるだろ。」
「あれは鬼だよ。はぁ〜羨ましい。」
「おっと、ここで話していたらまた沙良に怒られてしまう。
また、明日な。」
「おつかれさーん。小鳥遊部長も、羨ましいと思いませんか?」
「口より手を動かせよ。それだから出世できないのだぞ。」
「すみませんでした。」
(沙良ちゃんともまた話したいな〜。奥さんの作るカニ料理もいいよな。
それに比べて、、、。はぁ。)
=
「ただいま〜。」
「パパ遅いよ。」
「沙良、パパもお仕事頑張ってるのよ。
褒めてあげないと。」
「そっか。パパお疲れ様!!」
「うん。沙良も誕生日おめでとう!!」
「さ、今日は頑張ってハンバーグとチョコケーキを作ったの。
手を洗って早く食べましょ。」
「やったー。ママの特製ケーキ大好き。」
(人物紹介)
五十嵐 桜 → 沙良の母、専業主婦
五十嵐 智也 → 沙良の父
石田 大樹 → 智也の同僚
小鳥遊 真央 →智也の上司




