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カニ転!!  作者: れんげ
第1章 始まりの旅
35/40

第35話 カニ直伝、無限ループの解決策!!


[伝言を聞きますか?]

(もちろん。お願いアイ。)

[承知しました。

*サラです。私はルイのことで頭がいっぱいだと思う。

でも、それよりも大事で私たちは今閉じ込められている。

どう説明したらいいか分からないけど、

1日の記憶が消えて次の日また同じ行動をしているの。

だから、ルイを探しに行けないんだ。

そこで、原因を突き止めて欲しい。

きっと私ならできるはず。信じてるよ。*]

(、、、なるほど。ありがとう。)

顔をしかめながら、考えている。

しかし、腹は減りご飯に手をつけた。


=


原因を突き止めるためにサラ1人で外に出た。

(どうしようか。まず、記憶がなくなるタイミングを知らないと。

昨日は?えとー。町に入って鐘がなって宿に泊まったはず。

宿はクミンという所に泊まった。

やっぱり分からないな。)

歩きながら町に違和感がないか探した。

(昨日初めてここに来たはずなのに、迷子にならない。

うーん。サラは繰り返し過ごしているって言ってたからかな。

なら、記憶がある宿屋クミンか鐘が怪しい?

クミンが怪しいならご飯かな。

鐘が怪しいなら音を聞いたからかな。うーん。

、、、アイ私の頼みを聞いて。)


=


サラは一旦考えることはやめてルイを探す事にした。

諦めたわけではない。

4人達はルイの情報を集めるため、町を歩いていた。

「住民に聞いても何も情報ないね。」

「そうだね。何かヒントが欲しいな。」

「偽ルイ、ルイのことどれだけ知ってる?」

「またその呼び方、、、。」

「『フー』でいい?」

「え?」

「”Who“からとった。いいでしょー。」

「意味が分からないけどよっしゃー。」

「それでフーは何かルイについて知ってる?」

「なぜサラ達を置いて先に向かってた理由、とか?

 残念だけど何も知らないよ。

 それこそ、本人に聞いてみたら?」

(とにかく情報を集めないと。)


ゴ〜〜ン   ゴ〜〜ン


太陽が沈みかけている。

「ここの名物、ドワーフが作った時計台の鐘だな。」

「ドワーフ?」

「鍛治が得意でお酒が大好きな種族ですね。」

(へ〜そんな種族があるんだ。)

[鐘がなりました。サラさん合言葉を覚えていますか?]

(なんのこと?どうしたの?)

[実は

...

とういうことです。]

(、、、なるほどね。ありがとうアイ。なら原因は時計台の鐘だね。

今日は遅いから明日調べるか。)

「とりあえず、宿屋クミンに行くか。」

「どこにあるのサラ?」

「えーと、あっちにあるはず。」

「サラはこの町に来たことあるんだ。」

3人はサラに着いて行きクミンに向かった。


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