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カニ転!!  作者: れんげ
第1章 始まりの旅
32/40

第32話 カニは魔王を許さない。


「いつまで着いて来るの?」

「いや〜。どうだっていいでしょ。」

サラ達はジェバクに向かって歩いていた。

「だってさ、魔王様に”見張れ“って言われたし。」

「シイナ、こいつをルイの代わりにしたい。」

「確かに似てるけど、耐えて。仇を打ちたいけど。」

「そんなに嫌われてるの?俺、、」

しょぼん、、、

「まぁまぁ。そんなに落ち込まないで下さい。」

「シル甘やかさない!!魔王はヴィルを襲ったんだよ。」

「でも、魔王様は貿易を止めようとしただけで、、、」

「言い訳いらないよ。」

その後誰も喋らなくなった。

ゴゴゴー

遠くに見える山が震えている。


=


やっとジェバクに到着した。

「さて、ルイはどこかな?」

「、、サラさん。疲れたので宿で休みを取りませんか?」

(忘れてた、シルって以外と体力なかったんだった。)

「いいと思うけどシイナはどう?」

「まぁ私も湿布変えたいしいいかも。」

(アイ、おすすめの宿を教えて。)

[分かりました。ここでおすすめなのは温泉があるミクンですね。]

「よし、クミンという宿に行くか。」

「どこにあるのサラ?」

「あっ、、、」

「あっちだぜ。着いてきな。」

嫌々、そして渋々着いて行った。


=


サラ達はこの町について何も知らなかった。

火山の近くのこの町では、またもや夢のような事件が起こり続ける。

”ジェバク“またの名を”忘却の町“という、、。

「おはようございます、シイナさん。」

「ん?もう朝なの。今日こそルイを探すか。」

「サラさん、起きてください。偽ルイさんは起きていますよ。」

「ふぇあ。まだ寝たーい。」

「俺、偽ルイって呼ばれてるんだ、、。」

「うぃー。ねむ。まだいたんだ。」

「名前すら呼ばれない!?」

「うるさいな。ここで朝ごはん食べたらルイを探しに行くよ。」


=


「こちらが朝食となります。」

4人分の朝ごはんが用意された。

「この白いのは?」

[大根に似たものですね。冬が旬の食べ物です。]

(大根か。懐かしいな。地球、、、。

転生からどれぐらいたったんだろう。)

[1ヶ月後半ぐらいでしょうか。]

(そんなにやったんだ。)

「シル、これ美味しいね。」

「ですね。季節も意識していてとてもいいです。」


=


(熱い、止めないと。)

ルイは偵察に来ていた。

しかし、ある事に気づき事件を解決しようと動いていた。

火山に向かって歩いていた。


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