第30話 人狼 問題編
〜1日目〜
前回から学び今度は甘い野菜茶漬けを食べたサラ達は戦地へと向かっていた。
「はぁ、また俺に合わせろよ。」
「もうめんどくさいから。シルに合わせるわ。」
「賛成ー。シル指示をちょうだい。」
「分かりました。それならまず、、」
「おい!!」
みんな疲れていて安定感のあるシルに合わせることにした。
ルイを除いて。このペースならばいつもよりも早く終わるだろう。
しかし、異常事態が起こった。
「おい、あんたら。こっちに来てくれ。出来るだけ早く!!」
「休憩がてら行ってみるか。」
作業する手を止めて、住人について行った。
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住民が呼んだ場所には小さな人だかりができていた。
その中心には、男性と思われる死体があった。
胸には大きな爪で引っかかられた痕がある。
「っ!!何これ。」
「この村は毎年1年のある期間に災い起こるのです。
その内容は様々で、昨年は火山の噴火で多くの作物がダメになりました。」
「今年はこの変な事件だって言うこと?」
「そうですね。また、続いてしまうのか。」
( これが災いって変な気がする。分からないけど、勘がそう言ってる。
しかも、この傷なんだか、、、。)
サラが死体をじっと見ていた。他の人は不気味がり、避けていた。
(、、、、分かったかもしれない。)
「これ、“人狼”による被害じゃない?」
「“ジンロウ”ってなんだサラ?」
「?。、、、昼は人間に化け、夜に狼の姿で人を襲うやつだよ。」
「なるほど、サラさんはこれを人狼による者だと考えてるのだな。」
「村長!!私はそのように考えています。」
「うむ、、、、。なら、そこの奴が怪しいな。」
村長は弱々しい人差し指をルイに指した。
「「「!!!」」」
「え、俺なんですか?」
「心配しなくても良いですよ。あの人いつも変な事を言うので。」
「あの貴方は?」
「あぁ、すみませんでした。自己紹介がまだでしたね。
僕はルフウと申します。」
「ルフウさん、村長はいつもどんな事を言うのですか?」
「『お前は危ない。この村から出て行け。』とか言いますね。」
「、、、、そうですか。」
サラはルフウと少し話をし、自室へと戻った。
〜2日目〜
サラ達は人々の騒ぎ声で目を覚ました。
また同じ所で死体があり、女性と思われるものだった。
死体にはやっぱり大きな爪の痕が残っている。
(早く止めないと被害が大きくなる。犯人を探さないと。)
「なぁ、あいつらじゃない?」
「そうだな、あの4人組が来たから災いが起こったのでは?」
(!!言い返したいけど証拠も根拠もない、、)
「やめてください。
せっかくこの村に来てくださってるのに、空気を悪くしないでください。」
住民がしてる噂をルフウが止めに入った。
「すみません、ルフウさんありがとうございます。」
「いえいえ、困ったことはお互い様です。」
照れながら後頭部に手を当てた。




