第23話 カニ、またもや金を稼ぎたい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「それでは、計画を始動させます。よろしいでしょうか?魔王様。」
「うーん。そろそろいいと思うけど、何か人間たちに進展あった?」
「草原を一面火事にする出来事や宝石の買い占めなどがありました。」
「宝石か、、。火事の原因は分かったのか?」
「魔法によるものだったことは分かってます。理由はまだ分かりません。」
「なるほどね。まぁ、頭の隅に置いて置くか。」
「兎に角、これから港町ヴィルに向かい襲撃を始めます。」
「、、、しくじるなよ。」
「承知致しました。魔王様。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「なんだあれ、魔物の大群がきているぞ。」
「逃げろ、王都に連絡だ!!」
「家に籠るな!!魔物の火で燃えている!」
「どうするんだ。戦える者を呼べ。」
火が燃え移っている。逃げまとう住民。魔法が飛び交っている。
魔物の笑い声が響き、人間の悲鳴が響きわたる。
誰か、誰かこの町を救ってくれ。
魔王を止めてくれ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜数時間前のサラたち〜
(ねぇ、シル。また私ギルドで働きたい)
「どうしてですか?サラさんにとって危険な所ですよ。」
”なぜ私にとって“なの。
(1番の目的はやっぱりお金かな。
アクセサリーに結構使ったしー)
「僕は気に入ってますよ。このアクセサリー。」
そうなんだ。嬉しい。じゃない。
(とりあえず、お金儲けしたくてギルドに行きたい!)
「うーん。王様に直々相談されてはいかがですか?」
(だね。そうしようと♪)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ダメじゃ。」
(そこをなんとかお願いします)
「問題を起こされては困る。」
(今度は起こしませんって)
「しかし、許可は出せん。」
(アクセサリーの借りを返すってことで〜)
「厚かましい奴だな。
うーむ、今後大事な時に頼まれるのは嫌だしな〜
、、、条件付きでなら許可を出そう。」
(ありがとうございます。王様!で、条件って?)
「1、ルイを連れて行くこと。」
嫌だな。でも、仕方ないよね。あれでも私の監視役だし。
「2、シイナを連れて行くこと。」
え、いいじゃん。シイナは王様からだいぶ信頼があるんだ。
まぁ、魔法が光一だからか。
「最後が1番重要じゃ。」
ごく
「3、外で魔法を絶対に使用しない事。」
(え、せっかく試したかったのに。
シイナに教えてもらって、魔法が上手くなったんだよ。)
「守れないなら、許可は出せん!!」
うぅ、お金のため。お金のため。
(、、、分かり、ました)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
というわけで、馬車の中に4人います。
私、シル、シイナ、そしてルイ。
今分かる状況は、うるさい。
特に、シイナとルイ。
シイナ、私もルイは苦手だよ。でも、一言一言多いよ。
それに対してルイが突っ込み、またシイナが怒る。
このループから抜け出せない、、。早く着かないかな。




