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カニ転!!  作者: れんげ
第1章 始まりの旅
14/40

第14話 簡単な金稼ぎの仕方!まず、転生します。次に、、。


(マサさーん、薬草とってきましたよ)

「俺じゃなくて、ギルド員に言ってくれ。」

そっか、ギルド長に言わなくてもいいのか。

また、賢くなっちゃった。

(そこのお姉さん、薬草をみてくれない?)

「分かりました。このトレーの上に乗せてください。」

よいしょ。

「とても多いですね。重さも量も十分。」

これが3分の1なんだよなー。

「そして1番は切り口ですね。綺麗に切れてます。」

カニのハサミで切ったからね。

「、、、そうですね。うーん。」

何に悩んでいるんだろう。

「3、、いや4?」

本当になんの話?


「決めました。40万用にします。」

(何が40万用?)

「サ、サラさん。」

「多分だけど売る薬草の金額じゃない?」

あー、なるほど。薬草が40万用で売れるのか。

って納得出来るか!!

(そんなに貰えませんって)

「でも、品質がいいので、、。受け取ってください。」

”カニは渋々受け取った“。お金はあっても困らないし。

(さて、次は薬屋かな。)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(こんにちは、お久しぶりです)

「どうしたんだい?1日に2回来るなんて、、。」

(実は、薬草が余ったので届けに来ました)

「あらまぁ。ありがたい。もうこの年になって森までいけなくて。

 こんなに貰えるなんて、、。」

ふふ、喜んでもらえて良かった。

「貰うだけなんてバチが当たってしまう。何かお返しを、、。

 、、、ペンダントがいいかしら。」

(ペンダント?)

「そう、娘が出て行く前に貰ったものなんでけどね。

 冒険者になるって言ったきり戻って来ないのさ。」

(娘さんのペンダントなんでしょ。おばあさんが持ってる方がいいと思う。)

「私はもう年がきてね、代わりに嬢ちゃんが持ってくれないかい?」

(、、分かりました。)

「サラさん、考え直しませんか?」

「これで安心したよ。ありがとうね嬢ちゃん。」

(しかし、娘さんに会ったら渡すという条件付きです。)

「はぁ、若い子は頭がまわるものだね。、、、託したよ。」

(はい)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


娘さんの名前聞くの忘れたな。このペンダント、絶対に渡してみせる。

「、、、サラ。さっさと昼ごはん食べよう。」

(いいね、さっきのお金でたらふくたべるぞー。)

今度は何を食べようかな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「魔王様トラブルが発生しました。」

「どんなものなの?」

「人間がよく使うと言われる薬草を燃やそうとしたら、

 薬草が森にほとんど生えていませんでした。」

「、、、どういうことだ?動物に食べられたか?

 いや、貯めようとしたのか。」

「どうされますか?」

「え〜、じゃあ一旦放置で様子見をしよう。」

「現在行ってる計画を止めるのですか?」

「そうだね、そうしよう。『動きがあるまで待機でー』って伝えといて。」

「、、、承知いたしました。」


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