第11話 カニが海鮮で大満足!!
とりあえずご飯食べたいな。あれいい匂い、このお店からか。
ここのお店がいいかも。
メニュー表あるんだ。この中からなら、
(おっちゃん、魚介パンください。シルは?)
「えとー、海鮮麺ください。」
「はいよ。魚介パン、海鮮麺合わせて1200用だよ。
お持ち帰りかい?」
「はい。あちらの噴水の近くで食べましょうか。」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
噴水やメニュー表、お金の単位があるのは不思議だな。
金といえば、
(シル、今すぐギルドに入ることってできる。)
「できると思いますが、食べ終わるまで待ってもらえますか?」
(はい、、)
食べ終わってからだと考えていたよ、、、。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「それでは行きますか。あの建物です。」
ギルドか、気を引き締めないと。
バタン!!
「結構です。契約を守って貰えないと出ていきます。」
もしかして、修羅場?嫌なときに来てしまったな。
「あら?こんなギルドの前でどうしたの?」
(金を稼ぎたくて)
「なら、信頼できる人と組むのがいいわ。」
(教えて下さりありがとうございます。)
「ふふ、いいのよ。、、あ、なら一緒に組まない?」
(え、でも、、、シルどうしよう?)
「いいと思いますよ。」
(だったらお願いします)
「かしこまらなくてもいいのよ。私はシイナよ、よろしく。」
(サラです、無知ですがよろしくお願いします)
「シルです、テイマーでサラさんとお友達です。」
「ギルドは初めて?」
(はい、何も分からないです)
「なら、着いてきて。
ギルドマスターいるかしら?」
「はい、少しお待ちください。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「お待たせしました。本ギルドのギルド長、マサです。ご用件は何ですか?」
「この子を登録してほしいの。」
(こんにちは、サラです。よろしくお願いします。)
「ふむ、では面接を始めよう。」
え、面接あるの?
「1問目、あなたのお名前は?」
(サラです)
あれ言わなかったけ?
「2問目、あなたの種族は?」
(、、カニです)
「では3問目、ギルドに入る目的は?」
(金を稼ぎたいためです)
「ふむ、面接はこれでおしまいだよ。君面白い子だね。」
(あのー、これはどんな面接だったのですか?)
「性格診断だよ。次は実技を受けてきなさい。受かることを祈ってるよ。」
(ありがとうございます)
面接で落ちてる可能性があるのに、実技なんて、、、。
しかもカニだよ。無理難題だよ。
はぁー。