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カニ転!!  作者: れんげ
第1章 始まりの旅
10/40

第10話 グゥーギュルルーは控えめに!


ドクン、ドクン

うへへへ。鼻血が止まらん。あぁ引かれてるだろうな。

グゥーギュルル、

うわ、鼻血出しながらお腹なるってやばい人っ思われてしまうよ。

[残念ながら手遅れだと思います。]

え、アイ?味方だよね?

[ここは一旦貧血と言って誤魔化すのが吉です。]

まぁそうだね、、、。

(すみませんでした、少し貧血気味でして、、)

「そうだったんですね、ならここから真っ直ぐ行くと噴水があります。

 そこの近くに薬屋さんがあるので寄られるといいですよ。」

(あ、ありがとうございます)

恥ずかしいけど誤魔化せるならいいよね、、、。


ーーーーーーーーーーー


カラン


「いらっしゃい!!」

(こんにちは、鼻血止める薬ありますか?)

「嬢ちゃんもしかして薬の使い方知らないのかい?病気以外は魔法で治せるよ。

 そのせいで商売があんまり上手くいってないけどね。」

確かに回復魔法があればなおせるのか。うーん。

(あ、えと、鼻血じゃなくて貧血用の薬を探していまして、、)

「あーならこれだね。一袋300用だよ。」

アイ、”用“って何?

[お金の単位ですね。1用が1円、1万用が1万円、になります。]

よかった〜。覚えやすくて、でも金持ってないや。

そうだシル!


うるうる

「?」

パチッパチッ

「あ、これでいいですよね。」

「おー君が払うのかい。てっきり嬢ちゃんかと思ってたよ。ピッタリ預かるね。

 ふふ、嬢ちゃん困ったらここにおいでや。」

(ありがとうございます、また来ますね)

「はぁ、可愛いね。最近の子は薬なんて買わないからねぇ〜。」


カラン


ーーーーーーーーーーー


(シル、ごめんさっきお金を払わしてしまって)

「いや、大丈夫ですよ、このぐらい。」

(でも、お金を借りたままはいやなので返したいです)

どうしよう、稼がないと。アイ、案をちょうだい。

[この世界にはギルドがあります。そこでは金を稼ぐことができます。

薬草採取、モンスター退治、素材集めなどが主流です。]

なるほど、薬草とりならいいかも。

(ギ、ギルドに入って稼いでそしていつか返したいです。)

「ギルドていうのをご存知でしたか。なら一緒にやりませんか?」

そっか、カニなら知らないふりをしたほうが良かったか。

アイに聞いてしまったよ〜。

(いいですねそうs)

グゥーギュルルー

本日3回目。

「まず、ごはんを食べてから話しますか?」

(はい、、)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「魔王様今のところ計画通りです。」

「わかった今行く〜。ちょっと待ってて〜。」

「、、、。港街ヴィルはすぐに私たちのものとなるでしょう。」

「油断したらダメだよ〜。あと、人間に被害なく、貿易阻止してね。」

「重々承知の上です。」(軽すぎんだろ、人間なんて数人やっても気づかないだろ。)

「、、、、今、何考えた?」

「!!えと、いや、上手くいくといいなって思いました。」

「、、。ま、いっか。でも、失敗したら、、、追放な。」

「ひぃ、わ、わわわかりましたーーーー。」


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