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イーサンさん一家紹介(エミリーさん談)

本編【ふざけんな!?異世界召喚!?娘は聖女様!?】の番外編です。

※※本編ネタバレしてます!!!!※※

是非本編と合わせてお楽しみください。




こんにちは〜!いらっしゃい。わざわざ家まで来てもらっちゃってすみません。

ふふ、うちの人、こういうの苦手でしょう?きっと断ると思って私から連絡させてもらっちゃって…驚かせちゃったかしら〜?





ええ、じゃぁまずはうちの人の紹介からさせて頂こうかしら。

私の夫、イーサンは魔術師団第二部隊に所属しているの。そこで隊長を勤めさせてもらっているわ。

髪の毛もオールバックにしてるし、目付きも悪いからちょっと怖い人みたいに見えるけれど、実はとっても優しくて可愛い人なのよ。


第一部隊は、騎士団に似ているの。

魔術を使って戦うのがお仕事よ。今は平和だから戦争に行く…なんてことはないけれど、私達が若い時はそれなりに戦場に行くこともあって大変だったわ。

怪我なんてしょっちゅうよ〜。


そんな危険な部隊だから、医療部という治療専門の人たちもいるのよ。その人達には何度も助けてもらったわ…


うちの人の得意な魔術?

基本的に色々使えるけれど…炎系が得意かしら。第二部隊の人の中でも炎系が得意な人は多いのよ。ふふ、情熱的なあの人らしいでしょ〜?

え?氷系だと思った?

あらあら〜氷系も使えるけれど…やっぱり冷たい印象があるのね〜。


ふふ、いいのよ!

あの人の素敵なところは私だけが知ってればいいんですもの〜。




私達は元々幼馴染だったのよ。

イーサンは近所のお兄ちゃんって感じだったわ。昔から頼り甲斐があってとっても優しかったの…まさかあの人も私のことを想ってくれていたなんて知らなかったから、恋人になれた時はとても嬉しかったわ。

あんまり言うと怒られちゃうからここまでにしておきましょうかしら。




そうね、次は私の番。

私はエミリー。イーサンと結婚するまでは魔術師団の第一部隊に勤務してたわ。そうそう!シーちゃん…今の隊長のシリウスさんの上司でした。

魔力もシーちゃんの方が上だったけれどね。

私は主に…そうねぇ、今思えばシーちゃんの人間関係のサポートが仕事のようなものだったわ。

だってあんまり魔術も得意じゃなかったの。魔術師団に入れたことが不思議なくらいだわ。

それに悩んでる時に、イーサンがプロポーズしてくれたのよ。ええ、お陰で今は4人の子供のお母さんよ!とっても幸せ。

今でも魔術を嫌いになったわけではないし、頑張り屋さんの夫がいると色々大変でね。仕事をやめてからも治癒魔法だけは頑張って勉強したわ!

今から第二部隊の医療部に入れないかしら?




ふふ、次は私の大事な子供達について話していくわね。


まず、長男のオーウェン。8歳よ。オーウェンは外見はイーサンにそっくりよ。とても明るくて真面目ないい子に育ってくれているわ。前にヒカリちゃん達が遊びにきてくれた時も、泣いてしまった子供達を上手に宥めてくれたの。

周りを見て行動できる賢い子よ。とっても頼りになるお兄ちゃんです。



次は長女のソフィア。6歳ね。ソフィアは優しくておっとりしているわ。お花が大好きで、よく私に摘んできてくれるのよ。ヒカリちゃんからのプレゼントのハーバリウムを毎日幸せそうに眺めているわ。とっても優しいんだけど、子供達の中で1番頑固ね。怒らせると大変なの。



そして、次男のルーカス。アイちゃんと同じ4歳。この子はまだまだ甘えん坊さん。いつも私がソフィアにべったりしてるわ。

でも、アイちゃんのことはとっても大好きみたいで…アイちゃんの前だとカッコつけて男の子らしく振る舞ったりするのよ。それがとても可愛らしくて、ついつい揶揄いたくなっちゃうのを我慢しているわ。これからもずっと仲良しでいて欲しいわね。



最後はミラ。ミラはまだ2歳で、目が離せないわ。1番のいたずらっ子で毎日何かしら事件を起こすのはこの子ね。

流石のソフィアもミラには弱いみたいでいつも手を焼いているの。それでもやっぱり可愛くて仕方ないみたいね。

まぁ、ミラは我が家のアイドルってところかしらね。




この6人で楽しく暮らしているわ。

オーウェンは今学校に通っていて、来年にはソフィアも学校に行くことになるわ。

皆どんな大人になるのかしらね…とっても楽しみだわ!



そうね、シーちゃんのことも楽しみだわ。聞いた話によると、すっかり別人みたいになっちゃったらしいのよね〜。一体誰のおかげなのかしらね?

ふふ、これも怒られちゃうかしらね。




あら、もうこんな時間?

そろそろ晩御飯の準備をし始めなくちゃ。家族が多いと大変なのよ〜。

またいらしてくださいね〜!今度は夫婦揃ってお話ししましょ!

また会えるのを楽しみにしているわね。


読んでいただきありがとうございました!

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