表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

ライドンさんの自己紹介



おーいらっしゃい!入って入って!今丁度休憩してたとこだから!!

…あれ?なんだっけ?

ああ、自己紹介か!ごめん、すっかり忘れてたよ。




じゃぁ改めまして、魔術師団第一部隊にライドンです!

よろしく!




これがいるところは第一部隊の中でも環境部ってとこ。

うーん、説明すると長くなるんだけど、環境部は天文・動物・植物・地質学・生活・産業・人体とか色々な分野における魔術との関係性とか、有用性とか研究してるところ。

それぞれに研究室があって、そこで自分の分野について研究してる。


そうだなー植物だと、元々ある植物に対して魔術展開したらどうなるかとか、魔術展開して強い品種を作れないかとか、量を増やせないかとか研究して、生活に役立てる…みたいなことかなぁ。

あとは、ゼロから植物を生み出せないかなとかね。俺たちの魔術って基本的に自然にある物の力を借りてるってことが多いから、ゼロからってなると結構大変なんだよね。

今植物の分野では普通の薬草を組み合わせることで魔術を展開できるような配合はないかーっても研究されてるみたいだよ。




俺自身の研究は、動物分野。動物も細かく分かれてるんだけど、俺は魔物をメインでやってる。

ん?

元々動物が好きだったんだけど、研究し続けてたら魔物に辿り着いちゃって、もう今じゃ魔物の虜だよ!

だって、強いしかっけーだろ!?


…うん、この話すると割と皆そういう顔してる。


まぁ、そんで、今はヒカリ様の研究の手伝いしてる。

さっき、魔術の有用性について研究してるところって言ったろ?

だけどさ、魔物に関しては生態の研究と対処法の研究しかやってなかったんだよ。今思えばおかしな話だけど。

そんな時にヒカリ様が向こうの世界のもの物作りたいーって言っててさ。

それにスライムが使えそうなんだよ。それで魔物に詳しい俺が駆り出されたわけ。




あーそうだね。もうすっかり日常になったけど、ヒカリ様が来てから色んなことが変わったよ。

俺自身で1番変わったことと言えば…うん、家族が増えたことかな。

まぁ、これは本人達から聞いてよ。うん。皆照れ屋だから俺が勝手に何か言ったら怒られちゃうからさ。




補佐について?

あれは名ばかりのもんで、特に重要な役割ってわけじゃないよ。

たまにシリウスとか、ルウの仕事手伝ったりはするけどね。




ヒカリ様達の召喚に付き添ったのはもし魔物が出ちゃった時に対応できるようにするため。

実際に聖女が召喚されるなんて思ってなかったんだよ。それでもやるっていうから万が一に備えてね。シリウスは前科持ちだし…




それで出てきたのが小さい子が3人。拍子抜けしたね。でも、その後に聖母と聖女だって分かって興奮したね。まさか生きてるうちにそんな存在に会えるなんて。

ヒカリ様に至ってはあんなナリして俺とタメなんだぜ…

衝撃だった…



うん、シリウスとは幼馴染だよ。

俺の方が年上だけどね。

侯爵家同士だし、歳が近いって理由で遊び相手になるように言われたのがきっかけ。

アイツがあの家に来てからだからもう随分と長いこと一緒にいるよ。

たぶん俺が補佐ってのはそういうのも関係ある。

アイツが暴走した時、力技で止められるし、1番扱い慣れてるのも俺だからね。

小さい頃は二人でよく馬鹿やっておこられた。

…今も兄ちゃんには怒られてるかも…?




恋人?

…いるよ、でも、恋人よりもっといいもの。

はは、まぁそれは楽しみにしてて。そのうち分かるからさ。

え?シリウスも同じようなこと言ってたの?なんかやだな。




お、そろそろ行く?

そっか。次来る時はとびきりの物見せられるように研究進めとくよ。

いつでも来てな!!






読んでいただきありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ