『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた シリーズ
『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた(2019年2月5日時点)【省エネ版】
『週別ユニークユーザ数(全体合計)』、週単位でどれくらい変化しているか疑問に思ったことありませんか? 今回は2018年05月29日~2019年2月5日の36週間分の期間です。
週別ユニークユーザ数(以降、WU数と表記)、それは悩ましい数字。
気になる皆さん、お待たせしました。
『2018年05月29日版』(※)から36週間が経過して、新しい集計値が取得できるようになったので、2018年05月29日から2019年2月5日までの週毎のWU数変化を見てみましょう。
今回も『省エネ版』と称している通り、WU数:100未満については『2018年05月29日版』の際の調査結果を元に、推定で算出していますが、ご了承ください。(調査時間短縮のため)
なお、書籍化作品予備群は独断で、『一般作品の中で、WU数が10000を超える作品』としています。
さて、二週間前のレベルに戻り、三週続けて合計WU数が4900万人を突破しました。1週単位では差が少ないですけど、昨年6月頃から比べるとじりじりとではありますが、右肩上がりの増加傾向がしっかりと見て取れます。嬉しいことですね。後はここ三週間のWU数が一時的なのか、今後も続くのか。来週の結果が楽しみです。
次は、連載中の作品群で、前回と状態変化があったものについて図を見てみましょう。
先週の値がやはり異常だったようで、今週はいつものレベルに戻りました。相変わらず停止に陥る作品群が多いですね。まぁ、連載停止中作品からポッと書籍化が決まったりしてる作品もあったりするので、一概に停止=残念とは限りませんが。
では、今週は新作はどの程度、投稿されたのか見てみましょう。
また高い水準になりました。連載(完結)も過去最大を更新しています。新規投稿作品のほうは季節変動的なモノはまったくといっていいほど見て取れませんね。それだけ創作活動に影響を与えるような外的要因というのは少ない、あるいは個人差が大き過ぎて、全体的な傾向に現れることがないということかも。
あとは3月頃、卒業シーズンあたりで変化が見れるかもしれませんね。
という訳で、変化に焦点を当てた内容なので、今回はここまで。
投稿作品のジャンル別の比率や、WU数と作品数の内訳など詳細については、『2018年05月29日版』をご覧になってください。WU数:100未満まで全投稿作品の件数を数えているので、参考になると思います。
※『小説家になろう』の全作品の週別ユニークユーザ数を集計して分析してみた(2018年05月29日時点)
では、作者の皆様、今後も良い執筆ライフを。
読者の皆様、書籍化作品以外にも多くの素敵な作品がありますので、検索時に除外指定「書籍化」か「書籍」を使ってみてください。良い作品と巡り合えますように。
「書籍化」より「書籍」のほうがうまく除外できる気がします。
それと2018年12月04日に改定された検索機能の詳細指定機能をぜひ活用しましょう。「除外条件の指定」でチェックできる3点「長期連載停止中の小説」「ブックマークしている小説」「評価をつけた小説」を指定するだけでも、かなり新作(継続連載中)と効率よく出会えるようになりますよ。
どんな人気作品も、最初は一般作品から始まるのです。ちょっと読んでみようか、という読者の皆さんの行動があればこその人気作品化ですので、お暇な時にはぜひ一般作品群へも足を伸ばしてみてください。
評価、ブックマークどうもありがとうございました。
反応があると、投稿意欲もチャージできて嬉しいです。
私事ですが、私の連載している「彼女を助けようと異世界に来たのに、彼女がいないってどーいうこと!?」が連載11カ月目、約49万文字目にして、ブックマーク100件を突破することができました。一応、節目となるポイントを通過できたのでとても嬉しいです。
全体のWU数分析と絡めて、記念にちょっとエッセイを書いてみようと思います。「連載小説でブックマーク100人突破しました」って感じで。