第8回 グーニーズ
今回紹介させていただくのは『グーニーズ』です!
こんな冒険、こどものころにしてみたかった…というスピルバーグ総指揮、リチャード・ドナー監督(『リーサル・ウェポン』シリーズや『オーメン』の監督さんです)作品。
今回は子供の好奇心とドキドキわくわくな冒険への扉を開いてくれた
『グーニーズ』をオススメさせていただきます。
舞台はアメリアで、海賊の伝説が残っている海辺の町です。
主人公は喘息もちだけど好奇心の塊マイキー。父親が地元の資産家に借金をしており、ゴルフ場開発のために立ち退きを迫られている。
返済する見込みもなく、悪友マウス(口数がへらない生意気少年)、チャンク(食いしん坊とイタズラ好きのずんぐりむっくり)、データ(発明好きだけど失敗作品がほとんど…センスが微妙)との別れのときが刻々と迫っていた。
そんなある日、マイキーは自宅の屋根裏部屋で宝の地図を見つける。
海賊が宝の在処を示しているのかもしれない!そう考えたマイキーは仲間たちと地図の記す場所へ向かう。
寂れた岬のレストランだが、出迎えたのは怪しい不愛想なオバサン。
一度は引き下がるも、レストランから店の人間がいなくなるのを見計らい建物のなかに忍び込む。
このときには、弟マイキーの様子を見にきたブランドンや彼のガールフレンドのアンディやステフまで合流。
レストランの地下室で秘密の入り口を見つけた一同は宝を求めて冒険へと踏み出してくのだった!
ところがレストランの店のものに宝の地図のことを知られて思いもよらぬ危険が迫ることに。
レストランの店員と思われた年配のオバサンや中年の男性たちは、ギャングのフラッテリー一家だった。
長男ジェイクは刑務所から脱走して警察から追われる身。
逃走資金としても財宝は喉から手がでるほど欲しい。
フラッテリー一家に追跡されながらマイキーは海賊たちの仕掛けた罠を克服できるのか。
伝説の海賊「高めのウィリー」は本当に財宝を残したのか?
…と、どきどきハラハラな展開です。
地上、BSでも何度も放映されている作品なのでご覧になった方も多いかもしれません。
タイトルを聞くとシンディー・ローパーの主題歌を思い出します。
途中フラッテリー一家に囚われたチャンクが、スロースと意気投合。彼らの活躍も目が離せません(笑)。
(ちょっぴりネタバレな話)
マイキーとウィリー(屍ではありますが)が対峙するシーンがなんとも言えませんでした!
クライマックスで海賊船が海岸沖をすすむ光景がとても印象的です。
子供たちの冒険を讃えてあげたい気持ちになる物語でした。
まだご覧になっていない方にはぜひ!
お兄さまと彼女のキスシーンはあるものの小学生中学年から見てもOKな作品だと思います。