第7回 ボーン・アイデンティティー
ずばり、今回紹介するのは「ボーン・アイデンティティー」(2003年日本公開)です!
前回まで紹介させていただいた映画作品よりもやや新しい印象があります。
シリーズものになりましたが、やはり第一作の印象が一番強い気がします。
主演のマッド・デイモンもわりと好きな俳優さんですね。
(こないだ金曜ロードショーで「オデッセイ」放送されていたので大喜びしました)
物語をざっくり言うと「記憶喪失のスパイ(工作員)が、自分の正体を探し求めて事件に巻き込まれていく話」です。
物語はマルセイユの海からはじまります。
悪天候のなか波間を漂う男が漁船に救出されます。男は銃で撃たれたており、意識を取り戻すと自分が誰であるかもわからない。
男はケガが回復すると、寄港した港で漁船を下りる。
手がかりは、皮膚の下に埋め込んであったマイクロカプセル。漁船医が男の体から銃弾を摘出する際に取り出してくれたものだった。
カプセルにはスイス銀行の貸金庫の番号。
そこには「ジェイソン・ボーン」という身分で登録された自分のパスポートが。しかし、それ以外にも各国籍の偽造パスポートと札束、拳銃が入っていた。
いったいどの身分証が本物なのか途方に暮れるジェイソン・ボーン(仮)。
夜、野宿しようとしたジェイソンは巡回中の警察官に職務質問(?)されて反射的に彼らを撃退してしまう。ずば抜けた身体能力に自分自身が驚いてしまう。
ところが、警察以外にも彼を追いかける謎の組織が。
追手をかわすため、偶然居合わせたマリーにパリの住所まで車で送ってほしいと頼む。
マリーは訳アリと睨んでいたが、ボーンをパリへと送り届けることにした。
しかし、パリへ到着した彼らにさらなる脅威が待っていた。
果たしてボーンは本当の自分を知ることができるのか?
というのが第1弾のあらすじです。
私が個人的に「記憶喪失のスパイもの」が好きでついつい見てしまうんですよね。
「Who am I?」「ロング・キス・グッドナイト」「アンノウン」「トータル・リコール」「陰謀のセオリー」「タイム・ボンバー」etc…陰謀もののなかでも定番なストーリーなんだけど、ドキドキしながら続きが気になって最後までみてしまいます。
うーん、どれも紹介したくなるけど、ゆっくりころ合いを見ることにします。
前回の「逃亡者」とはまたちがうサスペンス。
アクションも一緒に楽しみたいという方にオススメだと思います。