第1回 アポロ13
映画談を書くと言っておきながら、まったく書いていなかったあかりです。
好きな映画として最初にあげる作品…迷いました。
でも、ラストに何度もうるっとしてしまう作品なのでこの作品を紹介したいと思います。
有人ロケットアポロ13号の生還劇を描いた物語です。
主人公はトム・ハンクス演じる宇宙飛行士ジム・ラベル。
次のミッションでロケットに乗り込むクルーの船長でもある彼は、アポロ11号が月面着陸を果たし、次は自分たちの番だと意気込んでいます。
他に乗組員はケンとフレッド。
彼らよりも先にロケットに乗るはずのチームクルーの体調不良で、ジムたちのチームの順番が繰り上がり、思いがけず月への出発が早まります。しかし、ロケットは不吉な数字とされる13号。
縁起が悪いと心配するジムの妻マリリン。
妻の心配を笑い飛ばすジムでしたが、無事にロケットの打ち上げは成功した後に彼らには壮絶な戦いが待っていたのです。
彼らの新たなミッション。
生きて、家族の待つ地球に生還するための壮大なミッションが。
どこまで脚色が入っているのかはわからないのですが、実話をもとに製作されています。
宇宙で悪戦苦闘する乗組員たちと、彼らを生還させようと方法を考えるNASAの技術者たち。
そして、宇宙に飛び立った夫や父の帰りを待つ家族の姿。
ハラハラ、そしてうるうるです。
細かい設定を書いてしまうと明らかにネタバレなのでやめておきますが、宇宙のロケット内・NASAの管制塔・乗組員たちの家と三つのドラマが縒り合わさってひとつの奇跡を導く素晴らしさ。
ラスト、本当に管制塔からの呼びかけに応答するジムの声を待つ息詰まる場面とか…その場面になると必ずうるっとしてしまう私。
映画好きな人に、この作品が好きと言うと「女の人でこういうの好きって珍しいね」と言われたことがあります。
ん~でも、面白いというか、つい結末が気になって見てしまう映画のひとつなんですv
ちなみに、管制官役のエド・ハリスや、わけあってジムたちを一緒に宇宙に行けず地球に残っているケン役のゲーリー・シニーズとか凄くいい味だしてます!
一度見たことがある人、まだ見たことがない人も、機会があれば見て欲しい作品です。
初めて見たのはレンタルでした。その後テレビのロードショーでも放映されています。
友達に一度勧めたところ「宇宙とかSFっぽい話ってダメなんだよね」と言われてしまいました(笑)。