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第12回 コンゴ

冒険ものでも、ちょっと正統派からは外れそうな作品を思い出したのでここに書き留めておきたいと思います。


「コンゴ」(1995年米制作)


アフリカ大陸のコンゴ民主共和国のことなんですが、舞台はやはり近隣の国でクーデターが起きる物騒な場所です。あの「ジュラシックパーク」の原作者でもあるマイケル・クライトンの原作本を映画化した作品です。


物語のキーワードは「ゴリラ」「ダイヤモンド」「大自然」。

大学で類人猿学の研究をしているピーターは、サバンナで親からはぐれたゴリラのエイミーを研究対象に、彼女に手話や絵を描くことを教え、人間との意思の疎通を可能にしている。

研究成果を発表し、聴衆の興味を引いても研究資金は集まらない。


しかし、エイミーが悪夢を見て苦しむようになり、同じ絵を描くことが増えていく。緑の背景、中央に大きな目。それが何を意味しているのかピーターもわからない。

わかっているのは、研究室でエイミーを飼育するのは限界であり、彼女がもといた故郷へ…仲間のもとへ帰してやるべきだと考えるようになる。


そこでピーターの研究に興味を示したヘルケマー・ホモルカという自称「慈善家」の男。彼はエイミーが故郷へかえるための資金を提供してくれる代わりにその旅に同行したいと申し出、ピーターをそれに応じる。


出発当日、さらに彼らの飛行機に同乗したいという女性が現れる。

元CIAで今は民間企業で働いているカレン。彼女はエイミーを返しに行くというコンゴでダイアモンド鉱脈を探していたチャールズという恋人がいた。チャールズはカレンと通信回線で会話している途中に突然消息を絶ってしまった。チャールズの行方と何が起きているのかを確かめるためにカレンはピーターたちには事実を伏せて飛行機に乗り込んだのだが……。

現地の勇猛果敢なガイド・モンローも加わり彼らは想像を絶する光景を目にすることになる。


物語はダイヤモンドから端を発しているのですが、ゴリラが思いがけず物語の鍵になってました。

宝さがしと思いきや、色々考えさせられる内容でした。

エイミーも人間と手話で交流できる知能を持っているけれど、故郷の森では遭遇したゴリラたちとうまくコミュニケーションがとれない様子。自然に帰ることができるのかどうかもポイントになります。


はじめてこの作品を見たのは友人宅でのお泊り会だったと思います。

思いがけない展開で、えっ宝が守られていたのはそういうカラクリなの?というツッコミをみんなで入れたのを覚えています。

メジャーな俳優さんを使ってないけど、「この人ほかの作品で見たことがあるなぁ」という脇役たちを添えて面白い物語になっていました。



「インディー・ジョーンズ」シリーズと同様に家族みんなで楽しめる作品だと思います。お色気やラブシーンがないぶんちびっこにはいいかも。

ただ、ゴリラ怖がるようになると困るのでそこらへんに気をつけていただければ(笑)。







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