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枯れ木が花を咲かせます  作者: 藤泉都理
二巻 ホスト部で父親修行!?
33/135











 護ると。一生傍に居ると。誓ったのに。


 


 臆病な自分は。




 ただただ。


 


 怖気づいて逃げ出したんだ。










 あの笑顔を見て。










 護りたいから。傍に居続けたいから。ずっと隣に居た。




 自分一人で十分だと。




 だけど。




 自分だけでは足りなかったんだ。










「一緒に来るかい?愛しい者を護る為に」






 重々しい暗雲が星々の煌めきを遮る夜だった。




 道端でうずくまっていた自分は、のろのろと顔を、膝を抱えていた腕を上げた。




 瞬間、風が流れ、三日月が雲の隙間から自分たちを覗き見る。




 ああ。




 この手を取れば。




 この先には。











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