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枯れ木が花を咲かせます  作者: 藤泉都理
七巻 泡沫の咆哮
103/135

十三
















『あの娘には強くなってもらわなければ』








 分かっている。








『どれだけ傷つこうとも』








 分かっている。








『対抗できる精神を養わなければ』








 分かっている。








『もう、最初で最後の、希望なのだから』








 そんなの、要らない。


 そんなの、知らない。








『おまえにしかできないことなのだ』








 何故私でなければならない?
































『まだ、おまえに出て来てもらっては困る』
























































































 あんたたちはいっつもそう。

 私を封じたみたいに、自分たちの倫理観に則ってしか行動しない。

 いいえ。今は、

 恨みだけじゃない。

 感謝も。

 だってあの子を、































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