第六話 パーティ
噴水の場所に着いて五分ほど待つと、友達の佐々木愛ちゃんがきました
彼女はいつも誘ってきては遅刻するんですよね…
プレイヤーネームをみるとラブになっていました
なるほど愛=ラブって感じですね
「フウ！早速いくよ！
てかそのロボットなに？」
「私が修理したＦＡー００１だよ
まってラブ！というかどこいくの？」
「エリアボスだよだれか最近ボス倒した人がいるらしいから私も倒そうかと思って」
「エリアボスってベアウルフ？」
「そそ！負けてられないからね！」
「それなら私が倒したよ？」
「えっ！」
「？？」
私はラブの言葉に疑問抱きながら反応しているとベアウルフを初討伐したのが私だったらしくビックリしていたらしい
「フウが倒したならベアウルフも一緒に行けば余裕ってこと？」
「余裕って訳じゃないけど攻略方法ならわかるかも…」
「よしなら決定いまからいくよ！」
こうして私はラブとパーティを組んでベアウルフの討伐に向かった
「そういえばラブの職業はなに？」
「メインが剣士でサブが拳闘士だよ
チマチマしてるのがいやだし大剣とか拳で吹っ飛ばしたくて」
「生産とか遠距離はどうするの？」
「そんなもの気合いで何とかする！
あとはフウがサポートしてくれるでしょ？」
「わかったよいつも通りにやるね…」
そうして私たちは森に入ったステ振りを聞くとほぼＳＴＲに振っているらしい大丈夫かな…
私はいつもの通りに潜んでタンクにＦＡー００１、アタッカーにラブのような編成になった
「うりゃ！！」
ラブはベアウルフにいきなり攻撃してウルフがかばってダメージを与えられていなかった
最初に説明したのにあまりきいていなかったのかな…
私はその間にウルフを討伐していった
「ガォ！」
すこし敵が多く対処しきれていないときに後から攻撃されそうになったがシールドがうまく展開してくれて対処することが出来た
すこしずつすこしずつ減らしていったが前より多くウルフがいた
たぶん今回は三人で来たからかもしれない
「うりゃ！！」
またラブが大振りの剣をふってベアウルフに攻撃していた
私がここでふとラブの攻撃を守るウルフを倒したらどうなるんだろうと思い狙撃してみたらなんとラブの攻撃がベアウルフにあたった
「あたった！このまま倒すよにゃはは」
ラブはテンションをあげてどんどんベアウルフに攻撃をしていった私はラブの攻撃を庇うウルフを狙撃し続けた
「やったーーエリアボス討伐！ありがとうフウ助かったよ」
「どういたしまして」
こうして私の初めてのパーティ戦は終わった
