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東方 繰返録  作者: 東方蜜柑
終わりのない夢
4/6

今幕は 紅い館のメイド長 で、ございます(3)

妹様の部屋、何ヶ月ぶりかしら、あの日以来来てないわ…あれ、あの日に何が起こったのかしら…


さっきから調子がおかしいわ、お嬢様に相談して休暇でもいただこうかしら


こんな下らない事を考えてる暇ではないけれど、正直怖い、妹様のあの目が、出来れば、会いたくない、でも会わなければ


コンコン


ドアをノックする、

何故だろうか、その音が自分の鼓動に酷似していた気がした


…返事はない、が逆に拒否されてるわけではない、だから入ってはいけないわけではない


ガチャ、ギィィ、


凶暴だと恐れられ無知だから妬まれ迫害されて、憎悪に身を染め、そして、また凶暴だと恐れられてきた、


私だって恐い、子供の頃に何度も殺されかけた、だけど、私達は知ってる

それらは決して意図したものではなく、無知であるが故、孤独であるが故、単なる友達の欲しさ故に、起こしてしまったことなのだと


これは宿命なのだ、

この館に来た以上、お嬢様と妹様をこれ以上悲しませるわけにはいかない、

私自身が向き合っていかなければいけない


妹様、


返事はない


妹様、


さっきより少し語気を強める


……何


少しホッとした、けどここからだ


お嬢様がお呼びです


……何で?


それは…私にもわかりません


……そう、わかった


よかった、でもお嬢様はどうなさるのだろうか、さっきの頭痛も、ずっと付きまとう違和感……不安だわ

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