浅見光彦、津軽殺人事件
ラジオン「浅見光彦シリーズ13
津軽殺人事件で残念な事件が起
きました」
ラジコ「どんな事件?」
ラジオン「番組が始まってすぐの
ことでした。一人の女性が慰霊
のために川に花束を流したので
す」
ラジ子「あっ、わかった。花をビ
ニールで包んだまま流したんで
しょう」
ラジオン「そうなんだ。こんなこ
とをしていたら、川や海がプラ
ごみだらけになって、生き物た
ちが困ってしまうよ。」
ラジ子「それはいずれ、人間にも
はね返って来るわ」
ラジオン「うん。花を流すときは
ビニールをはずしてからにして
ほしいよ」
ラジ子「束の形を維持したいなら
水に溶けやすい紙でしばってお
くべきよ。ツヤ出しのコーティ
ングとかしてない紙よ」
ラジオン「僕がこのドラマの監督
なら、こんな展開にするよ」
ラジ子「どんな展開?」
ラジオン「まず、一人の女性が川
にビニールで包んだままの花束
を流すんだ」
ラジ子「ふむ、それから?」
ラジオン「それを下流で見ていた
光彦がザブーンと川に飛び込ん
で、花束を回収するんだ」
ラジ子「えーっ!」
ラジオン「光彦はそれを持って、
女性の所に行き、こういうこと
をしてはいけませんと、ズブ濡
れ状態でお説教をするんだ」
ラジ子「えっ、えー!」
ラジオン「これがきっかけで二人
は仲良くなり、共に事件を解決
するんだよ。えーと、ついでに
言うと、この女性の役は僕の好
きな安達祐実さんがいいな」
ラジ子「高視聴率間違いなしね」