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妄想、色々7

ラジ子「もう、バカバカしくて聞

 いてられないわ」

ラジオン「いや、バカバカしいと

 思うかもしれないが、この話し

 は歴史的事実を参考にしている

 のさ」

ラジ子「エーッ?」

ラジオン「例えば、1872年、

 明治政府は富国強兵政策の一環

 として官営の富岡製糸場を作っ

 たんだ。工場ができると、次に

 政府は働いてくれる女工たちを

 募集したんだけど、これがなか

 なか集まらなかったんだ」

ラジ子「どうしてなの?」

ラジオン「当時、若い娘が親元を

 離れて一人で働きに出るという

 ことは危ないことと考えられて

 いたのさ。それでも、あの手こ

 の手で募集して工場は動き出し

 たのさ」

ラジ子「女工達の待遇はどうだっ

 たの?」

ラジオン「うん。これが意外にも

 当時としては、かなり良かった

 んだよ。休憩時間も十分あった

 し、お給料も当時の平均よりも

 良かったらしいよ。さらに、技

 術を身に着けた女工には昇給制

 度もあったんだ」

ラジ子「へえ、そうなんだ」

ラジオン「こうして、富岡製糸場

 で作られた生糸は世界に輸出さ

 れ、日本の近代化に大いに貢献

 したってわけさ」

ラジ子「でもさ、お兄ちゃん。そ

 の富岡製糸場と、お兄ちゃんの

 妄想の国立アダルトビデオ大学

 と何の関係があるわけ?まさか

 製糸とセイシでせいしつながり

 だあ、って言うんじゃないわよ

 ね」

ラジオン「何、言ってんだい。そ

 んなわけないだろ」

ーつづくー

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