ミカさんの○○はとっても上手
海斗くんはすぐにミカさんに電話
しました。
海斗「ミカさん。これは先日、大
阪で一緒におそばを食べたこと
を俳句にしたんですね」
ミカ「ええ。あの日は久しぶりに
農園の労働から解放されて、と
ても楽しかったのよ。だから、
ぜひ俳句にしたいと思ったの」
海斗「とてもいい句ですよ。直す
所なんてありません」
ミカ「まあ、うれしい!」
海斗「じゃあ、今から僕がお返し
に何か俳句を作りますから、五
分ほど待っててくれますか?」
ミカ「じゃあ、いったん電話は切
りますね」
その時、駅行きのバスがやって来
たので、海斗くんはそれに乗って
俳句を作ることにしました。座席
に座って何か題材になるものはな
いかと探していると、先ほどラジ
オンくんにもらったゴーヤが目に
入りました。
海斗「そうだ。たしか、ゴーヤは
ニガウリとも言ったよな。それ
なら、こんな句でどうかな~。
うーん、イマイチだけど時間が
ないから、これでいいや」
海斗くんは作ったばかりの俳句を
メールでミカさんに送りました。
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ニガウリも 甘くなるよな |
君と僕 |
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