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ミカさんの〇〇が見たい
ミカ「ほら、俳句を作って送るか
ら、指導してほしいと言ったで
しょう?」
海斗「ええ、それならちゃんと覚
えていますよ。ぜひ、見せて下
さい」
ミカ「もう、知らない!本当は私
との約束なんて忘れていたくせ
に!もう、見せてあげない!」
海斗「そんなイジワル言わないで
見せて下さいよ。お願いします
から」
ミカ「ホントに見たい?」
海斗「すご~く、見たいです」
ミカ「じゃあ、ちょっとだけよ。
今、メールで送るから、通話は
いったん切るわね」
15秒ほど待っていると、メール
の着信音がピロローンと鳴りまし
た。海斗くんは急いでメールを見
ました。そこにはこんな俳句が書
かれていました。
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ざるそばの からみあう恋 |
夏二人 |
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