告白ー3
海斗「ゴン碁くん。ラジ子さんも
お急ぎのようだから、いい加減
ビシッと決めてくれよ」
ゴン碁「うん。そのつもりなんだ
けど、どうしても変な方向に流
れてしまうんだよね」
海斗「よし。じゃあ、僕と・・っ
ていう出だしはやめて、私と~
っていう出だしにしたら、うま
くいくんじゃないかな」
ゴン碁「よし。やってみるンゴ」
ラジ子の心の声ーそろそろ、変身
の術が切れるころだわ。ゴン碁
さんの夢をこわしたくないし、
どうすればいいかしら?ー
ゴン碁「ラジ子さん。わた、わた
わた、ワタミの宅食って食べた
ことありますか?」
ラジ子「ああ、よくコマーシャル
は見ますけど、まだ食べたこと
はないわ」
ラジオン「海斗くん。ゴン碁くん
は誰かに術をかけられているん
じゃないかな?」
海斗「う~ん。もし、そうなら、
これ以上、続けても仕方ない。
ゴン碁くん。もう帰ろう」
ゴン碁「えっ、えー!」
ラジオン「じゃあ、福知山市の
名産のおいしいゴーヤがある
から、おみやげに持って帰っ
てよ」
海斗「うん。ありがとう」
ー後書きがありますー
海斗「ゴン碁くん。やっぱり、
君への応援は一件も来なかっ
たよ」
ゴン碁「え、えーっ!」
海斗「こうなった以上、君は失恋
するしかないんだよ」
ゴン碁「えーっ。せっかく、ここ
まで来たのにー」
海斗「まあ、福知山市の名物のお
いしいゴーヤをもらえたから、
それでよしとしよう」
#福知山市にはゴーヤのゆるキャ
ラのゴーヤ先生がいます。