告白ー2
海斗「ゴン碁くん。落ち着いて、
もう一回やってごらん」
ゴン碁「うん、わかった。ラジ子
さん。ぼくと、ぼくと、ぼくと
の拳って知ってますか?」
ラジ子「ああ、ケンシロウとかい
う人が出てくる漫画ね」
海斗「それは北斗の拳だろ!」
ゴン碁「もう一回、やるンゴ」
海斗「今度こそ、頼むよ」
ゴン碁「ラジ子さん。ぼくと、ぼ
くと、木刀がおみやげ屋さんで
売られるようになったのはなぜ
だか知ってますか?」
海斗「それ、さっきやったよ!」
ラジ子「海斗さん。ゴン碁さん。
私、そろそろ、部屋に帰りたい
んですけど・・・」
ラジオン「何だ、ラジ子。お便所
にでも行きたいのか」
ラジ子「いえ、制限時間が近いん
です。」
彼女の変身の術は一定時間が来る
と効果がなくなり、元の姿に戻っ
てしまうのです。
海斗「きのうの後書きで述べたこ
とだけど、君への応援は一件も
来ていないよ」
ゴン碁「えーっ。じゃあ、どうな
るンゴ?」
海斗「割れせんべい先生も、こう
なることは十分、予想していた
らしい」
ゴン碁「だから、どうなるンゴ」
海斗「ガッツジュン、というドラ
マが昔あったんだけど、それと
同じ終わり方になるだろうね」