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その恨み、叶えましょう  作者: 三竹
8/8

気分は海外♪

家に着くと、「今日は多国籍料理を頼もう」と言ってきた。何料理を頼むか兄は楽しそうに選んでいる。「海外の味に慣れて、旅行でも困らないようにするための練習!」と言っているが、そんな練習いるのか?まぁ、少しでも海外に行った気分になったら楽しいかもしれないし、といつもよりもポジティブな考えになっている。兄がスピーカーから音楽を流し始めた。英語じゃなさそうだし…

「何の曲?」と聞くと

「インドの音楽♪今日はインド料理にしてインドに行った気分を味わおう」

と言い出した。

「インド…ってカレー?」

「そうそう、まずは食べられそうなものがある国って言いたいところだけど、今日はカレーの気分だった」

と笑っている。

なーんだ、カレーが食べたかっただけね。インド映画はいくつか見たことがある。

「ね~音楽じゃなくてインド映画にしてインドの街とかも見ようよ」

と提案した。まだ見てないインド映画を二人で選ぶ。

「楽しい感じのがいいよね」

あらすじを見つつ決める。インド映画をつけて、ご飯を選んだ。

インドは人口が日本に比べて多いのはわかるが、道路がとにかく混んでいる。渋滞は日常茶飯事らしいから移動が大変そう。路面店が多く並んでいて、歩道も人だかりがすごいな。翻訳で見ているけど、言語がさっぱりわからない。なじみがない言語だから聞いていても単語すらわからない。物語よりもそういうことにばかり目が行ってしまった。兄も同じように物語に集中していなかったようで、

「ちょっと一番最初から見返してもいい?」

と言われた。

「私も街とか言葉に気がとられて、全然話聞いてなかった」

といって最初に戻す。そんなことしているとインターホンが鳴ってご飯が届いた。映画は一時停止して、ご飯を並べる。袋を開ける前からすごい香辛料の香りがする。みるくるみもいつもとは違う匂いに集まってきた。みんなでインドを感じながら食事の時間にした。インドカレーはちょっと辛いけど美味しい。ご飯よりもやっぱりナンの方が合うな。映画の食事のシーンでもカレーが食べられていた。インドの音楽も陽気な感じで楽しそうだし、二人とも「インドいいね~」ってなっていた。

が、翌日トイレの取り合いになり、「インドは無理かもね」と1日もせずに意見が変わった。そんなに辛いと感じなかったけど、お腹には刺激が強かったようだ。明日は別の国の料理をとか話していたけどお腹が治るまでは日本食一択だ。2人とも薬を飲んで仕事に向かう。

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