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ドラゴン(7)

R-18な部分が含まれております

ゼルファが家族になって数日

あれからゼルファは基本人型で生活してるけど

たまにラルフみたいに小型サイズ…子竜になって肩…じゃなくて頭に乗る

命を狙われてるって警戒もしてるけど

今は皆で穏やかに毎日を過ごしてる


ちなみに…


〔シオリ、これは何という食べ物だ?〕


ゼルファは長い時を森の檻の中で過ごしてたから

色んな料理やお菓子に興味津々

今では食事や休憩中のお菓子に一番敏感になってる


そして戦闘

人型になっても自在にドラゴンの皮膚に変えれる、爪も

しかも、かなり頑丈

物理攻撃は勿論、属性魔法が通じない

ドラゴンのじゃなくても、剣を人型の素手で受け止めたり…

それを見た時


「「チートかよ…」」


蓮と紫音がボソッと呟いた


〔ハハハッ!我はドラゴンぞ!人間の力など効かぬわ!〕

 

私達が思うに…

この世界で、最強じゃない?的な存在が家族になったと認識した


ついでに

私がゼルファの力を使う時、両目がゼルファと同じ様になるらしい

その内、体の竜化も上手く出来るって



ある日の夜

自室でのんびりしてると


〔我が主〕

「ん?」

〔ゼルファを受け入れた事により竜化が出来るのであれば…、

 我に近い姿にもなれますか?〕

「「(…それって、つまり…)」」

「それでなくても、元々姿を変えられるよ」

〔ほう…。シオリにはそんな力もあるのか!〕


蓮と紫音が考え込んでる内に

ラルフをモデルに《メタモルフォシス(動物への変身)》をしてみる

でもこの能力、最近使ってなかったから加減が…



紫音side

姉さんが光に包み込まれたけど、形が変わっていかない

光が消えたら


「…え」

「あ?」

「? 目線が変わってない、…失敗した」


姉さんが落ち込んでヘナヘナと座り込む


「「…」」


目を瞬き、茫然とする

ラルフが近寄り、姉さんの頰に鼻を擦り付ける


「ラルフ、ゴメンね。失敗しちゃった…」

〔いえ!とても可愛らしいです!〕

「? 可愛い?」

〔はい!〕


俺と蓮が固まってるのを余所にラルフは尻尾をブンッブンッ!と振って

姉さんに擦り寄ってる


〔ハハハハッ!半端な姿になってしまっておるのぅ!〕


ゼルファはスゴイ笑ってる

蓮をチラッと見れば、口元を隠してプルプル震えてる

ハッキリ言おう…

今の姉さんには、白い犬(狼)耳がある!

ネグリジェ(寝間着)で分かり辛いけど

お尻ら辺が膨らんでるから、きっと尻尾もある

失敗して落ち込んでる中、ゼルファから半端って言われたから耳がシュン…と垂れてる


俺達が何も言わないのをどう思ったのか


「蓮、紫音、…どう?」


姉さんが上目遣いで不安そうにコテン…と首を傾げる


「…、可愛いよ。姉さん」

「………だ」

「え?」

「…ムリだ」


蓮はボソッとそう言って


「レノ、フェニア」

〔〔はい(おう)〕〕


2人の精霊が出てきたところで、蓮が俺を見る

あ、はいはい…


「皆、今日はあっち(俺の部屋)で寝よ」


精霊はすんなりと部屋に行き


〔次は成功した姿が見てみたいぞ!〕


ゼルファも楽しそうに行った

俺は姉さんと離れたがらないラルフの首を引っ張りながら自室に入る


〔シオン!何をする!!〕

「…ラルフとレノは姉さんと感覚とかを共有してるんだっけ?」

〔それがどうした?〕

「明日まで、それを遮断するのって出来る?」

〔? 何故だ?〕

「いいから、出来る?」

〔可能ですよ、シオン様。ですが、何故その様な事を?〕

「…その方が姉さんにとっては、いい筈だから」

〔我が主にとって良い事なのか、ならばそうしよう〕


後は大人しく寝るだけだ


「蓮、程々にね…」



蓮side

紫音が皆を連れて自室に行ったのを確認して

改めて栞を見る


「…蓮?」


栞は立ち上がって、不思議そうに俺を見る

今の栞には犬耳と…、足の隙間から尻尾が少し見える

腰に手を回し、グッと抱き寄せる


「蓮?」


問い掛ける声を聞きながら、布越しに尻尾に触れる

ピクッと栞が反応し、尻尾も反応してネグリジェを押し上げる


「! れ…っ、何を「黙ってろ」」


出てきた白い尻尾を毛先から根元へと触ると


「ひゃ…っ!?」


ピクッと栞が跳ねる

グッと軽く握りながら根本から先まで動かす


「…っ、ふ…、…っん…」


栞が少し震えながら俺にしがみ付く

ピクッ…ピクッ…と尻尾が反応して、耳がヘニャ…と垂れる


「…栞」

「…はっ…、はっ…」


顎を掴んで上を向かせれば

頰を赤くし、涙目になってる


「…可愛い、いや…、エロ過ぎんだろ」

「ん!?」


唇を塞ぎ、啄んで

舌を入れて弄ぶ


「…ふ…、ん…っ…」


キスしたまんま尻尾を触ると

ピクッ


「ん…!…っふ…!」


栞が耐える様に俺の服をギュッと掴む

唇を離せば、ツ…と銀色の糸が

スル…と頰を撫で


「尻尾、フサフサで気持ち良いな」


耳を触ると


「ん…っ!」


ピクッと栞が跳ねる

片方は手で触り、片方は噛んだりしてみると


「…っん、…あっ…れ…やめ…っ!」


ビクッ…ビクッ…と栞が震える


「耳も感じるんだな」


試しに尻尾の根本を強めにギュッと握る

ビクンッ!


「!?あっ…!?」


栞はヘナヘナと俺に凭れる


「はっ…はっ…、れ…、も…ダメ…」

「そうだな。俺ももう…限界だ」


栞を抱き上げ、ベッドに寝せる

息を切らしてトロンとした目…

それに加えて感覚がある犬耳と尻尾

こんなの、この世界でしか味わえねぇ


「綺麗だ、栞」

「…蓮」

「こんな姿、他の奴には見せたくねぇな」

「…言われ…なくても、コレは、失敗…なんだから

 誰にも、見せたく…ない」


栞は顔を逸らす

黒髪の中にある白い犬耳は際立ってて

口を近付けて息を吹き掛ければ

ビクッ…と栞の肩が跳ね、耳がパタパタッと反応する


「…や、蓮…、それ、止めて…っ」

「コレか?」


耳元で喋れば

栞はギュッと目を瞑り、声を出さねぇ様に引き結んでる

指で唇をなぞれば、擽ったさに口を開けるから

その隙に指を差し込む


「!?…んぁっ…!?」

「口閉じんな

 折角犬耳と尻尾で普段よりも感じてるんだ

 声が聞きてぇ」


指をそのままに、犬耳を思う存分弄ぶ


「は…っ、あ…っ、ひゃめ…!」


止めてと言われても、俺にとっちゃ…ただの興奮材料だ

たっぷり犬耳を堪能してから離れて指を口から抜けば

栞は涙目で睨み付けてくる


「…っ、もう…イヤ…っ」

「イヤ?」


寝かした拍子に半分捲れ上がってるネグリジェの中に手を入れれば


「!?」

「イヤなら、何でこんなになってんだよ?」


栞は赤くなって顔を逸らす

顎を掴み、俺に向かせて唇を塞ぐ

舌で突けば口を開くから、栞のと絡め合わせる


「ん…、ん…っ、ふぁ…っ」


キスしてると、尻尾が俺の足にフリフリと擦り寄る

唇を少しだけ離し


「尻尾は素直みてぇだな?」

「!?…っち、違…っ」

「何が違ぇんだよ?」


尻尾をギュッと握り、強弱を付けながら撫でれば、ビクッ!と栞が跳ねる


「…っ、も…」

「ん?」

「…も…う、ホン…ト…に、ムリ…」

「ふ〜ん?なら…」


栞のお腹の下ら辺に手を当て


「一番敏感なとこを感じさせて、一旦終わらせてやるよ」

「…っ!?」

「夜は長ぇんだ、まだまだこれからだぜ?」



紫音side

翌朝、蓮は満足した様子でこっちの部屋に来たけど

姉さんは蓮が起こしに行くまで来なかった



数日後

皆で食事をしてると、外で歓声が響き始める


「?」

「何だ?」

「凄い声だね」


お父様がガタンッ!と立ち上がる


「帰ってきたか!?」

「確認してまいります」

「急げ!」


ソルが足早に部屋を出て行く

まさか…


お父様に言われるがまま、謁見室で待つ事数分

ガチャッと扉が開く


「お連れしました」


1人の男性が入ってくる


「お父様、ただいま帰りました」

「うむ よくぞ帰った」


男性の視線が私達に移ると、男性が目を見開く


「…っ」


男性がフルフルと震える


「お、お父様…、そこに、居るのは…」

「ああ そうだ」


お父様に促され、男性の近くに

男性は泣きそうな表情で私を見る


「シオリ、…君はシオリ、なんだな?」

「…はい え…っと、クロト…兄さん」

「! シオリッ!!」


ギュッ!と抱き締められる


「シオリッ!…シオリッ!!

 お前に会えるのを待ってたんだ!

 あの時からずっと!ずっとだっ!!」


少しクロトさんが離れ、頰を優しく包まれる


「ああ…、シオリ、俺の…妹」


今度は優しく抱き締められる


「シオリ、おかえり」


私も抱き締め返す


「ただいま、クロト…兄さん」


クロトさんと離れ、後ろにいる蓮と紫音も紹介する


「兄さん、紹介します」

「俺は蓮、栞の夫です」

「俺は紫音、栞姉さんの弟です」

「弟のシオン君に、夫のレン君…、…え、夫?」


バッ!とクロトさんが私に目を合わせる


「はい、蓮は私の夫です」

「夫…、おっと?…、夫…、夫ぉおおおおおおおおおおっ!?」


今度はお父様に目を向ける


「ホッホッホッ!真だ」


クロトさんはポカン…と呆然としてる


「フフッ、これからよろしくお願いします

 兄さん」


クロトさんは目を瞬かせた後、笑顔になり


「ああ、よろしくな」


その日は夜遅くまで宴が開かれた

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