表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
深夜radio  作者: ヒラメ
11/113

Midnight hometown

ふとダイヤルを回したあなた。

砂嵐の中突然流れ出した、聞き慣れないノイズ混じりの音。


きっとあなたは聞き入るでしょう。


7回裏といったところ。そろそろ点を取られっぱなしじゃつまらないでしょう?


ここらでまず一発、返してやりませんか?

憂鬱を超えると無気力になるんですね。最近になって知りました。こんばんは。

することが無い。YouTubeは見尽くした。やりたいゲームもない。そんな人に寄り添うラジオです。勿論、仕事終わりの寝れないあなたにも、夜勤中のあなたにも寄り添わせていただきます。


ちょっど一週間前です。とあるお店に行きましてね。特別なにかを買うつもりはなかったのですが、少し歩かないと気が滅入りそうだったので散歩がてら入店しました。店内はガラガラで、お客さんよりも店員さんの方が多いと人目見て分かるくらいには空いていました。平日の真昼間ということもあったとは思いますが、コロナウイルスという原因もあるのでしょう。


ちょうどプラモデルの棚で、あるプラモデルに一目惚れしたんです。俗に言う衝動買いです。

すぐさまレジに直行しました。するとどうでしょう。目が虚ろで焦点があっていない20代後半くらいの女性の店員さんがそこにいました。

「カードをお持ちですか?作りましょうか?」

そういう彼女は先程よりも少し目には明かりがありましたが、やはりどこか沈んでいるようでした。

幸いにも自分以外レジに並んでいないので、作ってもらうことにしました。

そうやっていくうちに、みるみる彼女の元気が戻っていくんですよ。接客に飢えていたんでしょうか。

「ありがとうございました」そういう彼女はすっかり元気でしたね。いやぁ、私も嬉しくなっちゃって、満面の笑みでありがとうございましたって返したんですよね。

そしたらですね。レジから離れようとした時、背中越しにまたのご来店をお待ちしておりますって言われたんですね。マニュアルにあるから言っただけかもしれませんけれど、また来ようと思いました。


辛いものです。このコロナウイルスショックは。

こういうときだからこそ狙ってやりましょう。


RADWIMPSより

会心の一撃

こんばんはヒラメです。

Twitterなんかでコロナウイルスで潰れたイベントの話をよく見かけます。かく言う僕もいくつか延期になったりしました。


...ここいらで会心の一撃出したいですねぇ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ