勇者は、身勝手
神速・一瞬素早さが爆発的に上昇する!(レベルが上がるごとに上昇時間が伸びる)
限界突破・一時的にステータスが三倍になる!しかし、連続発動は不可能!
鑑定・自分よりレベルが低い相手のステータスが見れる!(レベルが上がるごとに、見れる項目が増える)
精神支配・感情を操る能力!
倒れてから目が覚めた
「知らない天井だ!」
言ってみたかったんだよな~!これ
取り合えずステータス確認しよう!
「ステータスオープン」
風間栄治 47歳 男 レベル137 (人間?)
天職:魔法使い
HP:1585/1585
MP:1946/1946
攻撃力:1392
防御力:1354
素早さ:1632
称号:少女の守護神
スキル:全属性耐性(MAX)状態異常耐性(MAX)言語理解(MAX)鑑定(MAX)全能力上昇(MAX)体術(MAX)穴掘り(MAX)探索(4)ダメージ軽減(7)火属性魔法(3)風属性魔法(5)土属性魔法(4)
ユニークスキル:超急成長100倍・アイテムボックス・神の加護・転移・念話・幼女キャッチャー
状態(空腹)
はぁ?幼女の守護神?それに幼女キャッチャー?
確かに幼女は、助けたよ、でも捕まえてないよ!
何この称号と、ユニークスキル、何なのほんと?
後、空腹は、状態異常耐性では、効果がないようだ!
にしても、幼女キャッチャーは
「こんなの見られたら終わりじゃねーか!」
「何が終わりなの?」
声のした方を見ると受付のお姉さんがいた!えっと名前は~そうマリアちゃん!
取り合えず話を反らそう!
「えっとここ何処ですか?」
「ここは冒険ギルドの上の階にある宿屋ですよ!」
へ~ギルドの上に宿屋があるのか!
「それで、俺はどうしてここに?」
知ってるけどね!
「えっとですね~非常に言いにくいのですが、大蜘蛛に睡眠効果がある糸を顔で喰らったからだと、思います!」
あれ?俺は状態異常耐性があるはずだから効かないのになぜだ?あっわかった!空腹で倒れなんだ!まあいい
「ここ宿屋だよね!」
「はい」
「じゃあ宿代いるよね~!」
「いえ今日のところは、こっちらにも責任があるので、宿代と、朝ご飯はギルドが持ちます」
それはありがたい!朝ご飯って事は、試験受けたのが昼だったから、一晩たったのか!
「ぐぅ~~っ」
「ひゃっー 何ですか?今の音は」
あら可愛い!ひゃっーだって
「僕のお腹の音です」
「そうですか、では朝ご飯にしましょう!」
「はい」
そして食堂に来た!
マリアちゃんも誘ったが食べた後だったようだ!
いや~寂しいな~ぼっち飯・・・可愛い子と食べたかったな~!取り合えず、定食を適当に頼もう!
ご飯を食べたちなみに、俺が作った方が美味い!まっ文句は言わんが!受付カウンターまで行った
「マリアちゃ・・・さん冒険者カード下さい」
ばれてない・・・よね!
「ちょっとまってください!」
いくらでも待てそうだ!
「これに名前と職業を記入してください」
それだけでいいのか!
「名前は、風間栄治っと、職業は、魔法使いっと」
「えっ?」
「ん?」
何か微妙な空気が・・・
「あの~、武道家じゃないんですか?」
「えっ、なんで武道家?」
「だって、大蜘蛛以外殴って倒したじゃないですか!」
なるほど~どうやら勘違いされていたようだ!
「俺、天職は、魔法使いですよ!」
「嘘よ!魔法使いが、魔物を素手で殴ったりしないわ!」
確かに・・・でも魔法使いなんだよね~!どうしたら信じてもらえるだろうか?
「どうしたら信じてくれる?」
「この鑑定石に触れて下さい!」
触れるのは良いけど!このステータス大丈夫?
「これでいい?」
「ほ、ホントに魔法使いだ!そ、それにレベル137!全ステータスが1300超え!」
マリアちゃん大きな声で言っちゃたよ!ヤバい周りが集まってきたよ!絶対めんどくさくなるよ!幸いステータスは見れても、称号と、スキル、ユニークスキルは、見れないようだ!
「おい、おっさん俺のギルド入れや!俺はルデスってもんよ!」
何か誘ってきたぞ!
「わ、私のギルドに入れてあげなくは、ないわよ?」
何か上から目線だな~!
「いえ、俺は今は組む予定ないので!」
こんなことで流石に下りないよな~!
「そこをどけ!」
ギルド内に声が響いた!声の主は俺の前で止まった!そしたら周りが騒がしくなった。
誰だこいつら、有名人か何かか?
「俺は、那須勇樹、勇者だ!」
はっ?勇者?おそらく名前からして、日本人だ!
「俺よりは弱いが、お前は強い!俺のパーティーに入れ!そして魔王を倒そう!」
なにかってにきめてんだ、めちゃくちゃこのタイプ嫌いだ!それに周り女ばっかり、やだねこんなパーティー!
「私はパーティー組む予定はないので!」
断ってやったら、勇者が怒り始めた!なんて自己中な!
「いいから俺のパーティーに入れって言ってんだ!」
おっ取り乱した!
「いいか!俺は勇者だ!俺の指示は絶対なんだ!わかったらパーティーに入れ!」
コイツウザい!鑑定で勝てる相手か見極めよう!
「鑑定」
かなり小さい声で言った!
那須勇樹 20歳 男 レベル130
天職:剣士
HP:2305/2305
MP:2135/2135
攻撃力:2506
防御力:2602
素早さ:2380
称号:勇者 外道
スキル:火属性魔法(MAX)・水属性魔法(9)・木属性耐性(7)・火属性耐性(8)・神速(6)鑑定(MAX)
ユニークスキル:限界突破・神の加護・精神支配・
なっ・・・俺よりレベル低いのに強い!
「俺は絶対にお前のパーティーに入らない!」
どうしよう!逃げれそうにない!転移は使いたくないしどうすれば逃げれる、考えろ!考えるんだ俺!
「入れよ!僕の言うことが聞けないのか!」
クソーヤバい!
「クソがー、なんで精神支配効がきかないんだよ!」
コイツ精神支配使いやがったのか!
「おい、勇者精神支配は、俺には効かんぞ!」
おっ、勇樹の顔が歪んだ!
「なっ、せ精神支配何か使ってね!」
コイツ自分で言ったことも忘れたのか!それとも馬鹿なのか!
「おい支配系魔法を使うのは犯罪だぞ!」
「使ってねー!俺は用事があるから帰る」
立場が悪くなると帰るか~
外道お似合いだなぁ!
勇者が出て行ってから周りの奴らが口々に何やら言っていた。
マリアがお礼を言ってきた
「あのクソ勇者を追い出してくれてありがとうございます!」
なんか口が悪くない?それよりも勇者は嫌われているのか?聞いてみた所、このギルドで身勝手な事をしたり、女の子にセクハラをしていたようだ!なんて奴だ!羨ましい!じゃなかった・・・ちなみにマリアちゃんも、やられていたそうだ!流石に許さん!
魔物を狩りまくって勇者をボコボコにしてくれる!
「やっぱり俺のギルド入ってくれよ~!」
ルデスがまた誘ってくる!
取り合えずパーティーの誘いは、断った
「それじゃこれが冒険者カードね! 今回は無料だけど、次からは銀貨三枚だから、なくさないで下さいね!」
早く依頼を受けてここから逃げよう!
取り合えず逃げよ!




