貰った名刺:ジニョク
クラスメイトが、日本人と会って話しかけられたと言うから、僕は気になってしまった。
僕はなぜか小さいころから日本に興味があって、日本語を少しだけ勉強していた。両親はそんなことをするなら英語と他の勉強をしろと言ったけれどどうしても興味があって、隠れて本を見ていた。
「さっきの日本人、韓国語話してた。質問何かない?って」
「何?韓国語できる日本人って??そんな人いるの?」
「興味ある~」
みんなが口々に興味本位で話を始めた。僕は聞きたいことがあった。
「僕、聞きたいことあるから聞いてみようかな?」
みんなは僕について、そのお姉さんのところに走った。
「저,묻어싶은것 있는데요.あの、聞きたいことがあるんですけれど」
「저,아까 일본것 질문있냐고 하셨지요? あの、さっき、日本のことで質問ある?って言いましたよね?」
「아, 응. 있었어? あ、うん。何かあった?」
「포케몽은 일본 만화입니까? ポケモンって日本の漫画ですか?」
「그래. 일본것이야. そうだよ。日本の漫画だよ。」
「꼬마야. 어디에서 왔어? ぼく、どこから来たの?」
「저는 광주에 살고 있습니다.僕は光州に住んでいます」
「아,그러구나.수학여행?あ、そうなんだ。修学旅行?」
「はい、そうです」
「日本語できるの?」
「少しだけ習っています」
「나중에 일본에서 공부하고 싶습니다.将来日本で勉強したいです。」
「그러네.그러면 누나가 명함을 줄테니까 일본에 오면 꼭 연락해. 알랐어?そうなんだ。そしたらお姉ちゃん※4が名刺を上げるから日本に来たら必ず連絡してよ。わかった?」
「네 그렇게 하겠습니다.はい、そうします」
「꼬마,이름은? 僕、名前は」
「정진혁입니다. チョンジンヒョクです」
「아-,진혁이네. 알랐어.누나 잘 기억해. あー、ジニョクね。わかったよ。お姉ちゃん、ちゃんと記憶したからね」
お姉さんは名刺をくれた。
日本語と英語で書いてある。
みんな欲しいと言ったけれど、僕は上げたくなかった。
そしてこのお姉さん、会ったことがあるような気がする。
僕は日本人とは会ったことがないのに。どうしてだろう。
集合時間が来たのでバスに戻った。
お姉さんをバスの中から見ていたけれど途中からいなくなってしまった。
日本に電話って掛けられるのかなぁ。。。