第八話 新スローライフメンバー予定(だってまだスローライフ手に入ってないもん)
竜
それは、人々が恐れている最強の魔物(実際には最強じゃないが語呂がいいのでそう言う)
そんな魔物を俺はいとも簡単に倒してしまった。
恐るべし、チート能力。
「じゃあ俺の言うことを聞いてもらおうかな?」
「そういえば、あなた何させるか言ってなかったわね。どうするの?」
とエレンが聞いてきた。
「そうだな。エレンちょっとこっち来い」
俺はエレンを離れたところに連れて行った。
「なぁに?こんなとこ連れてきて、変なことしないでよ」
「やるわけないだろお前なんかに」
「それはそれで失礼ね」
場面変わってミリス目線。
私は世界の人々が恐れる竜の前にいた。こう、前に立っているだけでも震えが止まらない。
「ところでお前はなんなんだ?」
「え?」
まさか、この竜に話しかけられるとは、声が震える。
「ただの村の娘です」
「その割にはかなりの魔力を持っているな」
「そうなんですか?」
「ああ、潜在能力はなかなかなもんだ」
という感じで竜と落ち着かない会話をしているとルースが戻ってきた。
「いやーちょっと話すことがあって、というわけで、俺はお前にスローライフの仲間になってもらいたい」
すると、竜は驚いた様子をみせた。
「つまり、あれか?お前の仲間になれということか?」
「そういってるだろ。そこで、お前って人に擬態することってできるだろ?」
「そんなのお茶の子さいさいだが」
勝ったはずの俺は竜に向かって頼んだ。
「今なってみてくれ。頼む」
竜は「わかった」といい、竜の巨体が激しく光った。眩しい。
じきに、竜の巨体は小さくなり、人の形に変わった。
「ほら、なってやったぞ」
見た目は赤いロング髪。真っ赤な瞳。微妙にあるおっぱい。その体は服には包まれてなく、美しい裸体が俺の視界に入った。
「わああああああ!!!!!!服着ろぉぉぉぉぉぉ!!」
「持ってない」
竜はキョトンとしていた。
エレンがアレな力で衣服を出して、竜に着せた。しかし、布が薄くてやはりエロい。
「どうしよう、ルース」
そうエレンは聞いてきたが、こっちが聞かれても困る。ミリスはす顔を赤らめている。そうか、彼女は村長と二人暮らしだから成熟した女性の体を見たことがないのか。しかし、そんなことを考えている場合ではない。
「とりあえず、胸と股を隠せ」
と言った。
彼女はそれに従い、ポーズをとったがはたまたエロくなった。しかし、さっきよりはマシだし、話が進まないので、これで、とりあえず進行する。
「とりあえず……。お前……は、これから俺の仲間だ!」
「「だれが?」」
エレンとミリスから突っ込まれた。
「不便だなぁ。とりあえず自己紹介だ。そこの赤いやつ」
「ああ、分かった。我の名前はエイジャ。先ほど見ての通り竜族だ」
竜族は主に彼女のようなバリバリのドラゴンもいれば、人型でウロコを持っている者もいる。ちなみに後者が竜人と呼ばれる種族だ。
竜族の言語は勿論、魔人竜人語であるが、人間語(基本人間語と汎用人間語)を話せる者もいる。彼女がそれだ。
竜族ではない似た見た目のドラゴン種というものがある。これは完全に魔物で話せもしないし擬人化もできない。この世界の定義としては、「種」とつく名前のものが「魔物」ということらしい。
「よく覚えていたと思うけど、説明が長いわ。次からは三行ね」
「そんなの調整できるか」
エレンがいらないことを言っていたが、とりあえず彼女の名前が判明した。竜族のエイジャだ。覚えておかないと。
とにかく、俺たちは村の勘違いをどうにかするため、帰路についた。
ようやく少し胸のあるキャラを出せました。人間じゃないですが。
ちなみに一番キャラデザが頭の中で定着していないのはミリスです。よく名前を忘れるのはサーリーとギルです。さっきも、わざわざスマホで「なろう」開いてこの作品の二話で確認しました。




