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ホテルや旅館の部屋でたまに見かけるおふだ

作者: きつねあるき

 皆様は多少なりとも霊感(れいかん)はありますか。


 今回のお話は、霊感がある者にとって、どんな風におふだが見えているかという事になります。


 ごく(まれ)にですが、ホテルや旅館の一室に掛けてある絵画(かいが)の裏におふだが()ってある所は気を付けろって聞いた事はありませんか?


 ただ、閑散期(かんさんき)には、そういう(いわ)く付きのお部屋は閉鎖されているんですけどね。


 もし、泊まる事があるとしたら、恐らくは繁忙期(はんぼうき)になると思います。


 突発(とっぱつ)で宿泊施設を訪ねた時に、低料金なのにそれに()つかわしくないお部屋に通された事はありませんか。


 鼻が利く人だったら、普段からそのお部屋にお客様がいらしているのかどうかは分かると思います。


 もし、霊感のある人がそういう部屋に通された場合、絵画の裏を(のぞ)き込まなくてもおふだがあるのが直感で分かるのです。


 昼間の内なら絵画を動かして裏側を確認する事もありますが、夜には絶対に動かしません。


 何故なら、夜間にその(たぐい)の絵画を動かしてしまうと、高い確率で深夜に亡霊(ぼうれい)遭遇(そうぐう)する事になるからです。


 金縛(かなしば)りにあう事はそうそうありませんが、朝4時台に人の気配を感じて急に目が覚めた場合、絵画の近くに見知らぬ人が(たたず)んでいる事があります。


 ただ、こちらの方に近付いて来たりはしないかな。


 せいぜい、こっちの方を(にら)んでくる位だと思います。


 しかしながら、そんな事は極力()けたいですよね。


 なので、私が心掛けている事は、就寝(しゅうしん)時に絵画が視界に入らないようにしています。


 あとは、なるべく疲れを()めて朝まで一気に寝る事にしています。


 あっ、でもこれは、多少なりとも霊感がある人についての事なので、そうでない人には然程(さほど)影響がないかも知れません。


 本来、おふだは表向きに貼って初めて効果があると言えるでしょう。


 宿泊施設の場合は、見た目の問題で絵画や家具の裏側に貼っているのでしょう。


 しかし、おふだの貼り過ぎは逆効果になるので、せいぜい2枚迄に留めておいた方が無難だと思います。


 更に言うと、古いおふだや破れた物、()がれた物にはほとんど効果がありません。


 かと言って、新しいおふだを貼る為に態々(わざわざ)古いおふだを剥がすのは面倒ですよね。


 私は、ある絵画の裏を見た時に衝撃(しょうげき)を受けた事があります。


 それは、何枚ものおふだが重ね貼りされていたのですが、全ての古いおふだの中心には(すみ)でバツ印が書かれていたのです。


 見た目では圧倒されましたが、宿泊施設でのおふだの貼り方はこれが正解なのかな?と思った事があります。

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[良い点] ものすっっっっっっごく、為になります! よーーく分かります 語彙が足りず稚拙な表現で申し訳ないですが、「なるほど!」とか「確かに!」と思いました。 [気になる点] そういったモノが本当にあ…
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