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0.エピローグ

なるべく投稿は早めにするつもりです。楽しみにして頂けると幸いです。

 

 僕はどこかおかしい。自分でも分かっていた。

 他人と違う思考 他人と違う感性 他人と違う神経

 分かっていたんだ。



「灰の入ったような海」「五月蝿い木風」「騒ぐ羽音」

「軋むイス」「汚れた板」「響く金音」

そう、今僕が置かれている環境だ。もうこの時点で分かるだろ?

僕は意味がわからない言葉で表現したろ?これが僕だ。

簡単に今の状況を言うとここは学校だ。そして今は朝のホームルームの時間を待っているのだ。そして僕は絶賛一人ぼっちで窓を眺め海を見ていた。誰が悲しくて小学校から一人ぼっちの生活をおくらにゃいかんのだ、ちくしょう… そしてクラスの奴らは、いや、「全員」か、全員が俺をいじって遊んでいるのだ。家族、教師も含めてだ。それを聞き流していると先生が入ってきた。すると突然真っ暗になったのだ。崖の底のような、深海のような、光のない世界になったのだ!

だが、「声」は聞こえる。どうやらみんな慌てたり、狂った脳で叫んだりしているようだ。(うるせーーー…)そうとしか思わなかった。

それ以外何も解らなかった。どうして暗くなっただけで慌てたり、叫んだりしているのか理解が出来なかったのだ。どうしてなのか考えているうちに、太陽が落ちてきたかのように辺りを炎のようなものが波紋のように散っていき、全員の視界を真っ白に染めた―

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