表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

プロローグ

気づいたときにはすべてが遅かった


…そういうことあるよね?


いやいやそんなアニメみたいに気づいたら体に毒が…とかじゃなくて


たとえばトイレに行っても気づいたら紙がなかったとか軽いものから、親が早くに死んで、もっと親孝行しとけば…とか


軽いことでも思い当たることがあるんじゃないんの?


僕のわずか10年しか生きてないなかでの結論は、気づいたときには遅かった…ではなく当たり前すぎてて気づかなかった


さっきの例で言うとトイレに行けば紙はあると思っている、無いと思っていくやつなんていないはずです。今日も元気にあの笑顔を見せてくれると思っていた…でもその笑顔はもう見えない。


僕は今日も当たり前のように二人で学校に行き、当たり前のように二人で家に帰り、当たり前のように1日を終えるかと思っていた。


思っていたんだ。


だけどもう見えない


いつも一緒だったのに


体の一部をもぎ取られた気分だ




…とりみだしてごめん



僕がこれ以上話しても意味がないか。


今の僕の声は君には届かないらしい


今の僕には待つことしかできない、不安がってる君を心の中から見守り支えることしか…






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ