本音①
読んで頂きありがとうございます
台風凄いですね。ニュースで聞いていてとにかく凄いことだけは分かりました笑
引き続き地震もそうですが被害に気をつけ行きましょう
よろしければコメントなどよろしくお願いします
里帰りをしてからまもなく1週間が過ぎようとしていた
その間特に何も無かったが
やっといつもの日常が帰ってきたなと思っていた矢先
友達の梅田浩二から電話がかかってきた
「もしもし、優斗生きてるか〜」
「どうしたこんな朝早くから」
現時刻は7時を過ぎようとしていた
「朝ごはん食べた?」
「いや、まだだけど」
「なら、食べいかないか?」
「場所と値段によるな」
「相変わらず金の心配するんだな」
それはそうだ、お金があれば好きな事だって出来るし
何より好きなラノベを沢山買える
「そりゃな。で、どこに食べいくんだ?」
「もちろんす○家だろ」
「やっぱりか」
「安くて美味いんだから良いだろ?」
「しょうがないな、分かった何時集合?」
「じゃあ8時に、お前ん家行くわ」
「了解、待ってる」
そう言って電話を切った
(じゃあ準備するか)
そう思い、服を着替えたり洗濯を干したりしている内に時計の針は8を指していた
「ピンポーン」
(時間ピッタリかよ)
こういうところは見習わなくちゃなと
毎回感心している
「はーい」
とりあえずインターホンに出た
「来たぞー」
「おk、今行く」
さっさと外に出た
「ガチャ」
ちゃんと鍵の確認をして早速、す○家に向かった
「いらっしゃいませ」
と声を受けて、朝から元気がいいなと思った
とりあえず好きな席に座ってメニュー表を眺めた
「何にする?」
「やっぱ、牛丼だろ」
「そうだな」
「じゃあ店員さん呼ぶぞ」
「ピンポーン」
すぐに店員さんが来てくれた
「ご注文はどうなさいますか?」
「じゃあ牛丼の並2つで、それでいいよな?」
「うん」
「かしこまりました」と言いながら店員さんは
去っていった
「で、なんでまた朝から食べいこうと言ったんだ?」
さすがに用がなかったら誘わないだろと思って聞いてみた
「じゃあ話すぞ」
(なんか声が真面目になってる)
「優斗に頼みがある」
「なんだ?」
「俺を優斗の家に泊めてください、お願いします」
「……」
「お前今なんて言った?」
「だから、優斗の家に泊めて頂きたい」
「なんで?」
「そんな嫌そうな顔するなよ、実は…昨日出たんだ」
「何が?」
「言わなくても話の流れ的に分かるだろ、やつだよ」
「あれか、お化…」
「お化けだよ」
当てる前に言われてしまった
こいつお化けダメだったけ?
「お前、前お化け大丈夫とか言ってなかったか?」
「いやいや、無理ですー、お化け無理ですー」
(何でちょっと楽しそうなんだ)
「頼むよ、一生のお願いだ」
「確かこの前も」
――――――――――――――――――――――
「掃除手伝ってくれよ〜、一生のお願いだよ〜」
「は〜、しょうがないな」
――――――――――――――――――――――
「とか言ってたよね?」
「ソンナコトナイ…ヨ」
「おい」
「キオクニナイヨ」
「お前の一生は何回あるんだ?」
「アハハハハ」
「まあ、いいけどさ〜」
「ホントデスカ優斗さま」
「ああ、ただ…」
ここでわざとゆっくりと
「朝ごはん代誰か払ってくれないかな〜」
といった
「モチロン、オゴラセテイタダキマス」
「あ、良いの?悪いね〜」
「じゃあ荷物まとめたら優斗の家行きます」
「良いだろう、許可する」
「なんか大王見たいだな」
(1回言ってみたかったセリフ言えた〜)
内心別のところで喜んでいた
そんな事をしているうちに
「お待たせしました〜」
美味しそうな牛丼が運ばれてきた
「「いただきます」」
早速食べることにした
(牛の肉とご飯そしてタレが絶妙にマッチしている)
「「美味い」」
「あっハモったな笑」
「そうだな」
こんなたわいのない会話をしながら箸を進めた
("浩二"のお金で食べる牛丼美味いな)なんとも思いながら食べていた
「「ごちそうさまでした」」
食材にちゃんと感謝をしつつ席を立った
「じゃあ、会計よろしくね〜」
満面の笑みで浩二にそう伝え店を出た
「ごちです」
ちゃんと店から出てきた浩二にもお礼を言っておいた
「じゃあ、準備が出来たら家に来てくれ」
「分かった」
そう告げて別れた
1年後の僕へ
浩二のやつまだお化け信じてたんだなと驚きました
牛丼も美味しかったし、しかもタダ飯最高です
なんか部屋がうるさくなりそうだけど頑張って耐えます
す○家大好き