ストーリー2
【ストーリー2(和)】
『本に近づくと、後ろからとても大きな音がする。
その瞬間、本が開き、白い光に包まれる。
目を開くと、そこは瓦礫だらけで、何処からか岩やパイプが落ちて来ていたり、木が倒れていたり、荒れ果てている場所だった。
車や自転車が倒れていて、家には道路から見えるところに布が巻き付けてある。
遠くで警報が鳴り響いているようだ。
「津波が来ます。高いところへ避難してください。」』
【地震が起こって、悲惨な光景になっている】
※PLの持ち物が戻っている
〈聴覚 1D100〉
成功→何処からか小さな声で「助けて」と聞こえる。
○岩
重いが頑張れば動かせそう。
○パイプ
雨どいが折れたようだ。
○木
根本で折れている。
○車
故障している。
〈視覚1D100〉
成功→中にジャッキや懐中電灯などがある。
○自転車
動きそうだ。
○布
避難した印の布。
何かに使えそうだ。
○家
少し暗いが、物色できそうだ。
【物を出現させてもいい〈どれかで1D100〉
懐中電灯ありで自動成功】
○瓦礫
瓦礫の下に男の子がいる。
声がしない、重症のようだ。
救出しなくては!
【救出】
【各PLが6ターンが終わると失敗
3ターン目で
〈嗅覚/第六感/聴覚1D100〉
成功→海の匂いがしてくる。/何か嫌な予感がする。/遠くから何かの音がする。】
PL は戦闘と同じで、1ターンずつ動く。
あるものを使い助けてください。
ex.
ジャッキで瓦礫を上げる〈知識1D100〉
岩とパイプ、木とパイプなどのテコの原理で、瓦礫を上げる〈筋力1D100〉
(思いつかない場合は〈アイデア1D100〉
成功→テコの原理やジャッキで持ち上げられそうだ。)
救出成功
→『男の子を瓦礫の下から救出することができた。
手や足はもちろん背中や顔にも傷ができていて、血が服に滲んでいる。』
片腕は骨折して、足が酷く出血している。
意識が朦朧としているようで、返事がない。
息はしているようだ。
避難先へ送り届けなければ。
行く前にしたいことはありますか?
【※この時、男の子に手当を使うこともできる
「布を使って腕を固定する」など具体的に言えば自動成功】
【避難先へ送り届ける】
『PLは必死で避難先まで、男の子を背負い急いで坂道を登っていく。
津波が来る前に、男の子が回復するように、早く早く…。』
〈幸運1D100【シークレットダイス 和 】〉
半数以上が成功で成功
※救出成功+手当成功→避難先へ送り届ける自動成功
成功
【→無事に送り届けられる】
『道中、男の子が目を開けた。
「助けてくれたんだ…ありがとう。」
少し体力が戻ったようで、掠れているが声が出るようだ。
「避難所にあいつはいるかな。助かってるといいな。」』
RP
(男の子に聞きたいことがあれば、聞ける)
Q.名前は?
A.僕の名前は叢雲 和だよ。
Q.何年生?
A.小学生6年生だよ。
Q.家族は?
A.家には僕しかいなかったんだ。だから、わからない。
Q.痛くない?
A.ちょっと痛いけど、平気だよ。
Q.あいつって?
A.僕の幼馴染の日だよ。あいつは賢くて、すごいんだ。
避難所へ到着した。
「ここまでありがとう。あとは1人で行けるよ。」
そう言うと男の子は、足を庇いながら病室の方へ歩いて行った。
失敗
【→送り届けられる】
『道中、男の子が薄っすら目を開けた。
「助けてくれて…ありがとう。」
男の子は掠れた声で話した。
「あいつ…避難所に行けたかな。
探してるかな…。」
寂しそうにそう言った。
「あき、生きていて。」
寝言だったかのように、再び目を閉じてしまった。
その頬には涙が流れていた。
避難所に着くと、男の子はすぐに緊急の病室へ運ばれた。』
【全部同じ終わり方】
『疲労感を感じ、自分の体をよく見ると、自分の手足も血だらけだと気づいた。
PLは体力が限界を迎え、倒れてしまう。』
救出失敗→〈HP-2D4〉
他→〈HP-1D3〉
気がつくとまた図書館にいた。
※PLの持ち物がなくなった