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シナリオ開始

【あらすじ】

『「今回の事件も無事解決かな。」

日夜は椅子にもたれかかりながら考えていた。


「人間だから、全てを解き明かすことはできないが気になってしまう。」



「そして、また見つからなかった…。」』




【導入】

『事件の依頼者であった、PLは事件が解決し、すっきりとした気分で過ごしていた。


今日も普通の1日だった。

寝ようとした時に、何故かあの探偵を思い出したのだ。


人に対し、その奥に何かを見ようとしているような気がした。

顔にある、現実にないような大きな傷も印象に残っている。

不思議に思いながら、眠りについた。



「ーどうか…どうか…どうか…ますように。」



その声を聞き、目を開けると、そこは見知らぬ部屋の中でした。』



【2人以上の場合】

自分の他にも人がいる。






【最初の場所】


【日夜の記憶(本)がたくさんある場所。

図書館のようで、木造の建築物。

本と木の匂いがしている。

落ち着く場所。】



※PLは持ち物を持っていない




『見渡す限り本棚があり、本棚には本がきっちり並べられている。

図書館のようだ。


カウンターが中心にあり、机と椅子が並んでいる。』



○部屋全体

木材でできており、木の匂いがする。

本棚がたくさんある。

とても高い建物の様で、天井が見えない。

扉は見当たらない。


(暴れると本が本棚から落ちてくる〈HP-2D3〉)



○机と椅子

ランドセルと宿題が置いてある。

ランドセルが置いてある近くの椅子が一つだけ動かしてある。

木でできている。



○カウンター

本を貸し出す場所のようだ。

貸し出した本が書いてある書類がある。

(名前など個人情報は書かれていない。)


カウンターの奥にも本棚がある。


◎カウンターの奥の本棚

大切そうな本が置いてある。

〈視覚/触覚1D100〉

成功→床に本棚を引きずったような跡がある。(動かない)



○床、壁

〈視覚1D100〉

成功→床や壁の木目やつなぎ目が模様となっており、中心にカウンターがあることがわかる。



○本棚

置かれている場所が違う3冊ある。

探偵ものの小説、「アイ」、「春の日」


◎探偵ものの小説

【→ストーリー1】


◎「アイ」

【→ストーリー2】


◎「春の日」

【→ストーリー3】



【※以上の本はストーリーが発動するので持って行けない。以下の本は持って行ってもいい。】



その他にも、少し目立つ本がある。

花の本、悲しい神様の本、方丈記、平家物語、徒然草


◎花の本

花に関すること、花言葉などが載っている。

〈嗅覚1D100〉

成功

→開くと花の匂いがする頁がある。

物語のようだ。

「亡くなった人のことを思い出すと、天国にいるその人に花が降る。」と書いてある。



◎悲しい神様の本

〈触覚1D100〉

成功

→癖がついている頁がある。

「神社の奥には鏡があり、人はその鏡に向かって手を合わせる。鏡に写るのは自分自身であり、自分で自分の願いを叶えなければならない。」と書いてある。



※古文 成立、冒頭

〈知識1D100 成功→現代語訳〉


◎方丈記

成立 鎌倉時代初期

冒頭

「行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶ泡沫は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と栖と、またかくのごとし。」


現代語訳

「流れゆく川の流れは、絶えることなく流れ続けているが、しかしながら、今流れているその水は、以前流れていたもとの水ではない。流れの静かなところに浮かんでいる水の泡は一方で消えたかと思うと他方では新しくできて、永い間そのままの状態であるようなことはない。世の中にいる人と、その家とも、またこの川の状態のようなものである。」



◎平家物語

成立 鎌倉時代初期

冒頭

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらわす。おごれる人も久しからず,ただ春の夜の夢のごとし。たけき者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」


現代語訳

「祇園精舎の鐘の音は、諸行無常と響き渡る。沙羅双樹の花の色は、勢い盛んな者は必ず衰えるという道理を示している。力を誇示し思い上がっている人も長く続くことはなく、ただ春の夜の夢のように儚いものである。勇猛な者も結局は滅びてしまう、まるで風の前の塵と同じである。」



◎徒然草

成立 鎌倉時代末期

冒頭

「つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。」


現代語訳

「することもなく手持ち無沙汰であるにまかせて、一日中硯に向かって、心に次々と浮かんでは消えていく取り留めもないことを、何ということもなく書きつけていると、不思議なくらい物狂おしい気分になることだ。」




【※ストーリー1,2,3が終わった→変化】

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