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(100)最終回

 最終回というのは、実に(わび)しい。というのは、次回の楽しみが消えるからである。毎回、楽しみにしていた気分がなくなり、気持がめげる訳だ。めげないためには他の番組を探す他はない。バラエティは、どのような番組でもそれなりに楽しいが、ドラマとなれば観たい番組がそうある訳ではない。映画的な名作を一年間通して、いや、複数年に渡ってON AIRしたっていい訳だが、どういう訳か三ヶ月、あるいは半年ほどで終わってしまうのは観る者をして(なげ)かせる。4K、8Kもいいが、地上波で中高年の観たい番組が少ない。私もその一人である。^^

 とあるフツゥ~家庭である。夫婦二人が、どうでもいいようなドラマを、どうでもいい気分で観ている。

「コレっ! 終わるらしいわっ!」

「ああ、らしい…。それにしても、今一、盛り上がらんなっ! この田舎に都会派ドラマは合わんし、第一、よく分からんっ!」

「…よねっ!」

「なんか、観たいドラマが少なくなったと思わんか?」

「思う…。そういや、斜め向こうの大工さん、お店をやめられたようよ…」

「ドラマと、どういう関係があるんだっ!?」

「フフフ…最終回っ!」

「なるほど…」

「でしょ!?」

「最終回な…。最終回は実に侘しい」

「ええ…」

 最終回は様々な状況で侘しいのである。私達は、それでもめげないで生きていく他はない訳だ。

 この短編集も、このお話で、とうとう最終回となってしまった。また次のカキモノを探さねばならず、実に侘しい。それでも、めげないで探そう!^^


                  完

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