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(98)負ける

 勝った場合には起こらない気分が、負けるとめげる。対戦を前にめげないためには、心構えとしてどうすればいいか? だが、こればっかりは、申し訳ないがどうしようもない。対戦は、どちらが一方が勝つか負けるかだから、めげるか、めげないか・・という結果が、対戦前に分かっているからである。分からないのは、どちらが? という点だけなのだ。対戦する以上は、双方ともプラスマイナス半々の%[パーセンテージ]がある訳だ。

 とある競馬場である。一度も勝ったことがない馬、オールハザクラが次のレースで走ろうと、パドックでゆったりと回り歩いている。その姿を客二人が見ながら話をしている。

「今日も負けるんでしょうな…」

「ああ、見る限りでは他の馬を圧倒してるんですがな…」

「なぜ負けるのか…いや、勝てんのかが分かりません…」

「ですな…」

「負けるのが分かっているのに乗る騎手の心境はどうなんでしょう?」

「そりゃまあ、今日も負けるんだろうな…くらいの気分じゃないんでしょうか」

「馬の方は、どうなんでしょうな…」

「皆さん、お速い…くらいじゃ」

「なるほどっ! めげませんか…」

「負けるとめげるのは、人だけですよ、人っ!」

「なるほど…」

 負けるとめげるのは人だけで、他の生物はめげない。^^


                   完

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