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(96)偶然

 物事には偶然そうなる・・というようなことが起こる。誰もがそうしようとは思っていないのに偶然、そうなる訳だ。人々はこの現象を人為的ではないから運と、ひと(こと)で片づけてしまう。偶然起こることがよければ、それはそれで喜ばしいが、悪いことが偶然起これば、人々はそれにめげないで続ける必要が生じる。当然、めげて棒をバシッ! と折る人も出てこよう。^^ 今日はそんな偶然をテーマにした面白くも(うれ)しくもないお話だ。^^

 とある中央省庁である。

「君っ!! どうなんだっ!? 先週言ってた予算要求書付表は出来てるのかねっ!?」

 局長が制服組の若い課長を呼んだ。

「局長! それがコロナでコロコロなんですよっ!」

「…コロコロ!? どういうことだねっ?」

「だから、コロコロなんですっ! 回転に歯止めが()かないというか…」

「議会が始まる前に、なんとかしてくれっ! 大臣に(つつ)かれて困ってるんだよ、実は…」

「あの鶏顔(にわとり)顔の大臣ですかっ?」

「そうそう、鶏に、さっ!」

「でも、もう突かれなくて、いいんじゃないんですかっ!」

「…どうしてっ?」

「聞くところによれば、総裁選で国会は開かれないようですよっ!」

「おお、そうだった! タイミングよく、偶然、総裁選だったなっ!」

「ですね…」

「コロナ予算で、めげそうになっとったんだが、偶然、めげないで済むか…」

「世の中は上手(うま)く出来てますよねっ!」

「ああ、確かに…。それよかコロナは終息出来んのかねっ!? もう、一年半、過ぎたよっ!?」

「私に言われても…」

「それはまあ、そうだが…。偶然、なんらかの理由で終息するってことはっ!?」

「さあ…ダメっぽいんじゃないんですかっ?」

「偶然、そうはいかんか…」

「はあ…」

 偶然は期待して起こるものではないから、私達は、めげないで頑張る他はないようである。^^


                  完

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