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(94)隙(すき)

 いくら技量が()けた人でも、人である以上は必ずと言っていいほど、どこかに(すき)が出来る。人は神でも仏でもない・・という証拠だが、この隙を少なくしようと、研鑽(けんさん)を積む人々は努力を続ける訳だ。まあ、技量を高めようとめげないで努力、研鑽に励んでも、才能のない人はどうしようもなく、上達なく隙だらけだが…。^^

 とある生物科学研究所である。所長と助手が何やら話をしている。少し遠くから(のぞ)いてみることにしよう。

「先生、今回は人類も思わぬところで微生物に隙を突かれましたねっ!」

「ははは…君っ! それは見識が甘いよっ! そもそも、今までから微生物、特にウイルス群だが、その傾向は大いにあったんだ。あったんだが(あなど)って対応措置をとらず(おこた)った、人類そのものの考え方に問題がある訳だ…」

「と、いいますとっ!?」

「言ったとおりだよ。文明を無造作に進め、自虐的な隙を自らが作った訳さっ! よく見てごらん。私達の(まわ)りは自然物質が減り、人工物質ばかりが増え続けているじゃないか…」

「それは、そうです…」

「昭和2、30年代でも対象の微生物群は存在していたんだよ。近年、体内、体外問わず、人口物質を取り入れ過ぎて、人が弱くなったのさっ!」

「問題は人工物質の過剰摂取ですかっ!?」

「そう! 結果として、人の免疫機能が低下した。ひ弱になったってことだよ、君

っ!」

「どうにかなりませなかねぇ~」

「ははは…もう遅い。めげないで治療法を発明、発見するしかない…」

 めげないで治療法、治療薬を開発する以外、隙を埋める打開策はないようである。^^


                  完

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