表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
92/99

(93)めげた方がいい

 負けても負けてもめげないでやる人がいる。勝てないのに、やるのだから、どうしようもない。^^ そういう人には、アンタっ! 勝てないんだから、やめた方がいいよっ! と、忠言したいくらいのものだ。こういう人の場合は、めげないよりめげた方がいい・・ということになる。^^ まあ、楽しく憂さを晴らす程度なら個人の勝手でいい訳だが、依存症的になれば問題だという他はない。

 とある碁会所である。

「もう一番っ!」

「やめた方がいいですよ。これだけハンデつけて勝てないんですから…」

「これ以上は置けませんか…?」

星目風鈴中四目せいもくふうりんなかしもくですよ。…これ以上となれば、25()局というのが、あることはありますが…。私、時間の都合がありますので…。もう少し勉強されてからの方が…」

「あの…私、勝ちたいんですっ!」

「無理でしょ!!」

 上段者は、はっきりと言い切った。それもそのはず、この碁会所に来訪した対局者は時のプロ棋士、熊鮭名人だった。熊鮭名人は、この地の出身で、出生の地に碁会所を開いていたのである。この日、久々に帰省した名人は、碁会所に来たアマチュアと記念対局をしたのだ。

 勝ちたいのは分かるが、勝てないのであれば、あっさりとめげた方がいい・・という結論になる。^^


                  完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ