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(86)予備
予備が多ければ、いざというときに、めげないで済む。チェッ! と、舌打ちする必要がなくなるからだ。予備がなく舌打ちするという状況は、やろうとしている行動の意思を挫くことになる。挫ければ、誰だってめげる。だから、めげないためには予備が多ければ多いほどいい・・という結論に至る。^^
とある河川敷きに敷設された運動公園である。サッカーの早朝練習が終わった二人の小学生がベンチで話をしている。
「いやっ! 僕は塩はいつも持ち歩いてるよっ!」
「変わってるなっ! そんなもの持ち歩いてどうすんだっ!」
「父ちゃんが一に水、二に塩って言ってたから…」
「ははは…そんな場合は、まあ、今現在、ほとんどないだろっ!」
「予備だよ予備っ! 薬も、いろいろ持ってるっ!」
「そうか…予備が多いと安心だもんなっ! 僕もそうするよっ!」
「うんっ! そうした方がいいよ…」
「ありがとう!」
「うんっ!」
予備は、めげないための必要な手段ということになる。^^
完




